2 サポートしているハードウェア

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2.1 サウンド・カード

以下のサウンド・カードは Linux カーネルでサポートされています。

上にあげた以外の音源カードでも、サポートしているカードとハードウェア的 に(すなわちレジスタレベルで)互換であれば、使えるかもしれません

Sound Galaxy NX Pro はサウンド・ドライバの local.h#define __SGNXPRO__ を定義すれば、SoundBlaster と互換カードと して使用できます。

Linux カーネルでは何種類かのサウンド・カードに附属の SCSI ポートもサポー トしています(例えば ProAudioSpectrum 16)。Soundblaster Pro と SoundBlaster 16 の CD-ROM ポートも利用できます(詳しくは /usr/src/linux/drivers/block/README.sbpcd を見てください)。

何種類かのサウンド・カードに附属のジョイスティック・ポートを使うための カーネルへのパッチもあります。

2.2 PC スピーカー(pcsndrv)

サウンド・カードのようなハードウェアの追加なしで使えるもう一つのサウン ド・ドライバがあります。それは PC の内蔵スピーカーを利用しています。ほ ぼサウンド・カード用のドライバと互換ですが、ご想像通り、ずっと質の悪い 音しかしませんし、CPU をより浪費します。結果は、それぞれの内蔵スピーカー の特性に依存するようです。より詳しくは、pcsndrv に附属のドキュメントを ご覧ください。

最新のバージョンは 0.6 で sunsite.unc.edu pub/Linux/kernel/misc-patches/pcsndrv-0.6.tar.zにあります。

2.3 パラレル・ポート

もうひとつの選択は、プリンタ用のパラレルポートに接続する D/A 変換器を 作るという方法があります。これはよりよい音質を得ることができますが、や はり CPU をかなり消費します。上記の内蔵スピーカー用のサウンド・ドライ バがこの方法をサポートしており、必要な D/A 変換器を作るための情報も書 いてあります。

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