上述の comp.protocol.ppp に投稿されている PPP FAQ をご覧ください。
AIX では pppd のバージョン 2.2 が利用可能です。HP-UX は、私の知る限り では、Morining Star 製の商用パッケージしかありません。
リストに無い機種の場合、comp.protocols.ppp に質問してください。
Linux のニュースグループには投稿しないように。
(私に "... 用の PPP パッケージを御存知ですか?" と聞かないでください。
この種の質問は `適切な方法で' 処理されます ;-))
dp' と呼ばれるプログラムをごぞんじですか? ええ、知っています。dp パッケージは数ヶ月前の時点では開発が始
まったばかりの段階でした。なかなか気のきいたプログラムで `動的発呼(必
要に応じて自動的にダイアルすること)'が可能です。ただし、streams をサポー
トしたシステムでのみ利用可能で、最初のターゲットは SunOS(Solaris) になっ
ています。
Linux は、現時点では streams をサポートしていません。
これら以外にもさまざまな PPP パッケージがネットワーク上に存在していま す。`portable ppp' パッケージは TIA 製のコードによく似ています。単に `ppp' と呼ばれているパッケージもあります。KA9Q のパッケージにも PPP の コードが入っています。
これら全ての中で pppd がもっとも Linux に適した機能と仕様をもっていま す。
(もし他のパッケージについて詳しく知りたければ、
comp.protocols.ppp グループで質問すること!)
[訳注:IIJ-PPP を Linux に移植しようというプロジェクトが進行中で す。IIJ-PPP はトンネルデバイスを用いてユーザーレベルのみで PPP を実現 しており、動的発行やフィルタリングなども可能になっています。現在βテス ト中でもうすぐ一般公開されるはずです]
現在の PPP の実装はさまざまな RFC に基づいています。PPP の主要な部分は RFC 1331 と 1332 に従って書かれていますが、これらの RFC は現在では古い ものとなってしまいました。RFC 1331 は 1548 に取って代られ、6 ヶ月後に は、今度は 1661 が取って代りました。
ほとんどの PPP の実装は幸いなことに Linux の PPP コードと通信 することができます。
完全なリストは PPP faq にあります。
[FAQ を引用しますと ]:
1134 と 1171, 1172(また、その件に関しては 1055 も:-)も古いも のになりました。これらの資料は、古い PPP との通信をデバッグして、疑問 を感じた時に参照する以上の利用価値はないでしょう。例えば、なぜ古い実装 ではIPCPオプション 2 を 4 の長さで使い圧縮タイプは0x0037なのか、を説明しています。 (ただし、まだこれらの実装は結構動いています - 十分注意してください)
Linux の PPP は、このような古い実装はサポートしていません。