1 はじめに

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これは Linux CD-ROM HOWTO です。CD-ROM を導入する上で必要となる情報を、 読者が速やかに得られることを目的としています。CD-ROM に関連したFAQ (よ くある質問への解答) や CD-ROM のアプリケーションや技術関連書籍などの情 報も載せました。

1.1 謝辞

ここに掲載した情報の多くは Linux のカーネルのソースコードに附属する README ファイルや、インターネットの alt.cd-rom FAQ と、Linux ユーザーからの意見をもとにしたもので す。日本語版は fj.os.linux に流れ た情報なども参考にしています。

Linuxdoc-SGML パッケージのおかげで、このHOWTOを様々な形式で提 供しています。いずれの形式の文書も一つのソースファイルから生成されたも のです。

1.2 改訂履歴

Version 1.0

最初の公開版

Version 1.1

CDU33A がバージョン 1.1.20 のカーネルでサポートされ ました。Reveal FX についての注意。オーディオトラックを読みとることに 関する情報の付加。αドライバに関する情報の付加。「困った時には」を追 加。そのほか細かい追加。

Version 1.2

バージョンが 1.1.33 のカーネルではISO9660 ファイルシ ステムを最初 read only でマウントしなくてはならないこと。SB16 SCSI ドライバがサポートされていることの確認と、新しい Aztech のドライブは サポートされていないことの確認。PhotoCD と xpcd プログラムに関する参 考資料。新しい spbcd の自動排出機能についての注意の追加。

Version 1.3

カーネルのバージョンの 1.1.49 から SBPCD のディスク排 出機能が使えなくなったこと。XA ディスクとそれを識別する方法について の情報の追加。

Version 1.4

この文書が他の言語に翻訳された。IBM と Longshine のドライブが SBPCD でサポートされた。Aztech 製のドライブ用のαドライバについて。CDU-33 ドライバがドライブの自動検出をしなくなり、PhotoCD とオーディオ機能を サポート。2つ以上の SCSI ドライブがサポートされた。IDE 用の新しいド ライバについて。ドライブのジャンパスイッチについて。SBPCD の自動排出 を IOCTRL で設定できるようになったこと。マルチセッション可能なドライ バのリスト。CDU-33 のライトのフラッシュについて。

Version 1.5

更新までに長い時間がかかりました。(忙しかったので)。文書は GPL の 条件下で配布されるようになった。多くのカーネルドライバについての情報 の追加。多くの設定や問題解決のための情報を追加。HTML リンクを追加。 その他。

1.3 この文書の最新版は

この文書のオリジナルは comp.os.linux.announce に定期的に投稿されます。また ftp://sunsite.unc.edu/pub/Linux/docs/HOWTO などの anonymous ftp サイトにも登録されます。日本では ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/sunsite/docs/HOWTO などのミラーサイトで入手できます。

ハイパーテキスト版の Linux HOWTO は例えば http://sunsite.unc.edu/mdw/mdw.html などの多くの WWW サイトで入 手できます。また多くの CD-ROM 形式の Linux パッケージにも含まれています し、またいくつかの業者からは印刷されたものを買うこともできます。

日本語版は ftp://ftp.kuis.kyoto-u.ac.jp/Linux/JF/euc など の ftp サイトに登録されます。最近はあまり更新されていないようですが、 World Wide Web の http://yebisu.ics.es.osaka-u.ac.jp/linux/JF/ にも登録されます。

Bruno Cornec (cornec@stna7.stna.dgac.fr) によるフランス語版は ftp://ftp.ibp.fr/pub2/linux/french/docs/HOWTO/ で入手可能です。

1.4 意見、提案などは

これを読んでいるあなたの意見をお待ちしています。HOWTO は読者、すなわち Linux ユーザーが育てるものです。誤りを見つけたり、提案、コメントなどが あれば、著者までお送りください。できるだけ次の版に反映させたいと思います。

なお、日本語版についての御意見は 訳者 までお願いします。

もしもこの文書を CD-ROM や印刷物として発行する場合には、著者に送ってい ただけるとありがたいです。私の住所はメイルで問い合わせてください。

1.5 配布条件

原著作権表示: Copyright (C) 1995 Jeff Tranter.

日本語版 : Copyright (C) 1995 Jeff Tranter, Itsushi Minoura.

この HOWTO はフリー・ドキュメントです。Free Softweare Foundation が発 行する GNU 一般公有許諾 Version 2 (またはそれ以降)に従う限り、 これを配布または変更することができます。

この文書は役に立つことを希望して配布されていますが、内容に関するい かなる保証もありません。特に市場に受け入れられる可能性や特殊な用 途に関する保証もありません。詳しくは GPL (GNU 一般公有許諾)を見てく ださい。この文書は(GNU General Public License: 英語版が正式文書です) Free Software Foundation, Inc., 675 Mass Ave, Cambridge, MA 02139, USA から得られます。

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