XFree86[TM] 3.1.2 のための README XFree86 プロジェクト社 著 岡本 一幸 Kazuyuki Okamoto 訳 1995 年 6 月 24 日 XFree86 とはインテル上で動くいくつかのバージョンの Unix と Unix に似て いるオペレーティングシステムをサポートしている X11R6 に移植したもので す。今回の版では、多くのバグの修正と同時に新しい機能の追加や性能の向上 を図りました。XFree86 は多くのアーキテクチャ用のバイナリ配付物と同様に X コンソーシアムの X11R6 のソースコードに対してのパッチデータとして入 手可能です。 1. XFree86 3.1.2 で何が新しくなったか ? 次の項目を 1995 年 1 月にリリースした XFree86 3.1.1 に追加しました。: 1. XFree86 3.1.2 は X コンソーシアムの最新公式パッチデータ(fix-12) を含んでいます。 2. S3 968 と 868 チップセットをサポートしました。 3. S3 サーバーで IBM RGB 5xx シリーズの RAMDAC をサポートしました。 4. S3 サーバーで STG1703 の RAMDAC をサポートしました。 5. S3 サーバーで 15bpp の{2,3,4,5,7,9}の RAMDAC をサポートしました。 [ 訳注 bpp:bit per pixel=1ピクセル当りのビット数で多いほど表示出来る 色数や階調数が増える、深さ(depth) の単位] 6. AGX サーバーで XGA-2 をサポートしました。 7. AGX サーバーで 16bpp をサポートしました。 8. Mach64 サーバーのバグ修正と改良を行いました。 9. Mach32 サーバーのバグ修正を行いました。 10. P9000 サーバーの性能向上を行いました。 11. VGA16 と白黒サーバーのバグ修正を行いました。 12. インタラクティブビデオモード機能として新しい X サーバー機能拡張(と クライアント) 13. いくつかのサーバー向けに改良した VESA DPMS スクリーンサーバー 14. SVGA サーバーに新しいチップセットをサポートしました。ARK Logic の ARK1000PV と ARK2000PV と RealTek の RTG3106 です。 15. ラップトップ用チップセットの WD90C24 サーバーをサポートしました。 16. SVGA の vgawonder ドライバを更新しました。 17. 3 ボタンマウスのエミュレーションを改良しました。 18. LynxOS AT バージョン 2.2.1 と 2.3 をサポートしました。 19. Unixware 2.0 をサポートしました。 20. BSD/OS 2.0 をサポートしました。 21. Linux/ELF をサポートしました。 22. いくつかの NumLock の問題に関する成果物 23. Cronyx 社より( KIO8-R コードの)キリル文字 (Cyrillic) フォント 多くのその他の小さな項目を追加しています。全ての詳細についてはソー ス配布物に入っている CHANGELOG ファイルを参照してください。 2. XFree86 3.1.1 で何が新しくなったか? 次の項目を 1994 年 10 月にリリースした XFree86 3.1 に追加しました。: 1. 現在、XFree86 は X コンソーシアムの最新の公式パッチデータ (fix-11まであります)を含んでいます。 X コンソーシアムの fix-11 を 理解すべく XFree86 プロジェクト社は X コンソーシアム と作業をしてい ます。 2. Mach64 ビデオボードに対応した新しいアクセラレータサーバー 3. S3 Trio32 と Trio64 チップセットをサポートしました。 4. S3 サーバーで Chrontel 8391 クロックチップをサポートしました。 5. SPEA Mercury P64 と MIRO Crystal 40SV をサポートしました。 6. 殆どのアクセラレータサーバーでのバグ修正と性能向上を図りました。 7. 二重スキャン(`double scan') ビデオモードを(殆どのサーバーで)サポー トしました。 8. SVGA サーバー対応の新しいチップセットをサポートしました。新しいチッ プセットは Avance Logic 2228/2301, Chips & Technology 655xx, Cirrus Logic 6440, と Oak OTI-087です。 アクセラレータサーバーは OTI-087 を含みました。 9. FreeBSD 2.0 に対応しました。 10. OS/2 に限定対応しました(現状ではクライアントだけですが、開発中で す)。 11. BSD/386 で実行するときは長さによる窓でアクセス(Linear aperture access)します。 12. より多くの S3 ビデオボードに 16bpp と 32bpp 対応しました。詳しくは README.S3 (S3.html) を参照して下さい。 13. ISC の SVR3 をサポートしました(3.x と 4.x でしかテストしてません)。 14. XF86Config を作成するユーティリティ `xf86config' が賢くなって、ビデ オカードのデータベースを使うようになりました。 15. X サーバーの LinkKit が LBX をサポートするように更新しました。 16. 浮動小数点演算装置が無いマシンで遅かった X サーバーの起動時間を短縮 しました。 更に、全ての詳細については、ソース配付物にある CHANGELOG ファイルを 参照して下さい。 3. XFree86 のテストを行ったシステム SVR4.0: o Esix: 4.0.3A, 4.0.4, 4.0.4.1 o Microport: 2.2, 3.1, 4.1, 4.2 o Dell: 2.1, 2.2, 2.2.1 o UHC: 2.0, 3.6 o Consensys: 1.2 o MST: 4.0.3 (Load 2.07 and Load 3.02) o ISC: 4.0.3 o AT&T: 2.1, 4.0 o NCR: MP-RAS o SunSoft: Solaris x86 2.1, 2.4 SVR4.2: o Consensys o Novell UnixWare SVR3: o SCO: 3.2.2, 3.2.4 o ISC: 3.0, 4.0, 4.1 Others: o NetBSD 1.0 o FreeBSD 1.1.5.1, 2.0, 2.0.5 o BSD/386 1.1, BSD/OS 2.0 o Mach 386 o Linux o Amoeba o Minix-386 o LynxOS AT 2.2.1, 2.3 4.サポートしているビデオカードのチップセット 現在、XFree86 3.1.2 は次のアクセラレータチップをサポートしています: 8514/A (と、そのそっくりさん) ATI Mach8, Mach32, Mach64 Cirrus CLGD5420, CLGD5422, CLGD5424, CLGD5426, CLGD5428, CLGD5429, CLGD5430, CLGD5434 S3 86C911, 86C924, 86C801, 86C805, 86C805i, 86C928, 86C864, 86C964, 86C732, 86C764, 86C868, 86C968 Western Digital WD90C31, WD90C33, WD90C24A Weitek P9000 IIT AGX-014, AGX-015, AGX-016 IBM XGA-2 Tseng ET4000/W32, ET4000/W32i, ET4000/W32p Cirrus、 Western Digital と Oak アクセラレータは SVGA サーバーでサポー トしています。その他のチップセットについては、それら自身のサーバーでサ ポートしています。テスト済みのアクセラレータサーバーが動くカードの一覧 は AccelCards ファイル、Devices ファイルと xf86config ユーティリティの Cardsデータベースといくつかのチップセット固有の README ファイルにあり ます。アクセラレータサーバーはその他のカードでも正常に動くと思われます が、我々はそれを保証することは出来ません。 加えて、次の SVGA チップセットがサポートしました。: Tseng ET3000, ET4000AX, ET4000/W32 Western Digital/Paradise PVGA1 Western Digital WD90C00, WD90C10, WD90C11, WD90C24, WD90C24A, WD90C30, WD90C31,WD90C33 Genoa GVGA Trident TVGA8800CS, TVGA8900B, TVGA8900C, TVGA8900CL, TVGA9000, TVGA9000i, TVGA9100B, TVGA9200CX, TVGA9320, TVGA9400CX, TVGA9420 ATI 18800, 18800-1, 28800-2, 28800-4, 28800-5, 28800-6, 68800-3, 68800-6, 68800AX, 68800LX, 88800CX, 88800GX NCR 77C22, 77C22E, 77C22E+ Cirrus Logic CLGD5420, CLGD5422, CLGD5424, CLGD5426, CLGD5428, CLGD5429, CLGD5430, CLGD5434, CLGD6205, CLGD6215, CLGD6225, CLGD6235, CLGD6410, CLGD6412, CLGD6420, CLGD6440 Compaq AVGA OAK OTI067, OTI077, OTI087 Avance Logic ALG2101, ALG2228, ALG2301, ALG2302, ALG2308, ALG2401 Chips & Technology 65520, 65530, 65540, 65545 MX MX68000, MX680010 Video 7/Headland Technologies HT216-32 ARK Logic ARK1000PV, ARK2000PV RealTek RTG3106 上記の全てのチップセットは、256 色しかサポートしない Advance Logic、MX、 Chips & Technology、Video 7、ARK と RealTek chipsets の チップセットを除いて、256 色と白黒モードの両方をサポートしています。 これらのチップセットを使う為の、より多くの情報は、チップセット固有の README ファイル(現在は Cirrus, Tseng, Western Digital, ATI, ARK, Trident, Oak と Video 7 が該当します)を参照して下さい。 64k のシングルバンクのビデオメモリを使用している一般的な VGA カード( Hercules 白黒カード、現代( Hyundai )HGC1280、Sigma LaserView Visa 白 黒カードと Apollo 白黒カード)を、白黒サーバーはサポートしていま す。64k バイトのビデオメモリだけを持っている Compaq AVGA も白黒サーバ ーでサポートしていますが、64k バイト以上のビデオメモリでは、GVGA は未 だテストしてません。 VGA16 サーバーは 1MB のビデオメモリを搭載した時、約 1600x1200 以上の仮 想画面表示が可能な ET4000、Trident、ATI、NCR、OAK と Cirrus 6420 を積 んだメモリバンクをサポートします。他のチップセットの場合は、画面の大き さは約 800X600 に制限されます。 注意 : Diamond 社が ET4000 を使っているとしても、Diamond SpeedStar 24 ボードは(多分最近の SpeedStar+ も)サポートしません。 ET4000/W32p を 使っている Stealth 32 も全機能をサポートしません。ET4000/W32p を使って いる Stealth 32 も全機能をサポートしません。( Diamond Viper Pro と Viper SE ボードに搭載している)Weitek 9100 と 9130 はサポートしませ ん。殆どのその他の Diamond 社のボードはこの版の XFree86 で稼働するで しょう。現在、Diamond 社は XFree86 Project 社 を積極的にサポートしてい ます。 Trident TGUI9440 シリーズのチップセットは未だサポートしていませんが、 サポート作業中です。 5.バージョン 2.1.1 と 3.1 の間での重要な変更事項 XFree86 2.1.1 と XFree86 3.1 の間には重要で明かな変更があります。最初 は標準の導入場所です。XFree86 配付物を /usr/X386 のかわりに /usr/X11R6 の下に導入します。これは昔の ``X386'' という名称を取り除くので、両方の バージョンを共存可能にします次の主な変更はサーバーの構成定義ファイルに 関連したものです。前の Xconfigファイルは XFree86 3.1 では XF86Configファイルに置き換えました。これは単に名称が変更された以上の変 更があります。新しい XF86Config ファイルは前の Xconfig ファイルとはか なり異なった書式を使用します。前の書式に比べて新しい書式はより構造化、 論理化と拡張可能化を図っています。我々は困難無くこの新しい書式に変換す ることを達成しました。この変換を助ける為に、前の Xconfig ファイルから 新しい XF86Config ファイルの書式へ変換するプログラム (`reconfig') を提 供します。これは古い書式以上の情報を新しい書式に含めるような完璧な変換 を提供するものではありません。通常、手で編集することが必要で す。XF86Config が含んでいる新しい情報の1つはお手元の使用しているディ スプレイに関する記述です。この追加はサーバーがディスプレイの仕様内のビ デオモードになっているか確認するのに使用します。 新しい構成定義ファイルの書式と如何に使うかの情報は XF86Config(4章/5章) とreconfig(1章) のオンラインマニュアルと /usr/X11R6/lib/X11/doc にある README.Config (Config.html) ファイルを参照して下さい。 構成定義ファイルに関連したその他の変更はサーバーが構成定義ファイルを見 ることにあります。前の版のサーバーは使用者が指定した場所を見ていまし た。これは、安全性を高めました。これによりサーバーは通常、システム管理 者の管理下におかれる場所のみを見るようになりました。さらなる詳細につい ては、 XFree86(1章) のオンラインマニュアルを参照して下さい。 6.更に多くの情報はどこにあるか XFree86(1章), XF86Config(4章/5章), XF86_SVGA(1章), XF86_Mono(1章), XF86_VGA16(1章), XF86_Accel(1章) と xvidtune(1章) のオンラインマニュア ルを追加しています。さらに、いくつかの README ファイルと解説を供給して います。これらは、バイナリ配付物では、 /usr/X11R6/lib/X11/doc の、また ソース配付物では xc/programs/Xserver/hw/xfree86/doc のディレクトリにあ ります。 README.Config と VideoModes.doc のファイルは XFree86 サーバーをどう やって設定するかについて参考情報になるでしょう。XFree86 チーム に支援 の連絡を取る前に、提供した全ての文章とオンラインマニュアルを、読んで下 さい。 SVGA ドライバの開発についての文書は、バイナリ配付物で は、/usr/X11R6/lib/Server/VGADriverDoc に、ソース配付物で は、xc/programs/Xserver/hw/xfree86/VGADriverDoc にあります。 全く分からない場合は、 にいる XFree86 サポートチ ームに連絡して下さい。連絡をとる前に、最新版の XFree86 を使っているこ とを確認してください。ftp.xfree86.org:/pub/XFree86 (ftp://ftp.xfree86.org/pub/XFree86) に掲載しているバージョンを調べてく ださい。 Usenet ニュースグループである comp.windows.x.i386unix では、たいていの XFree86 と、XFree86 に関係する話題について議論されています。殆どの質問 はそこで回答されています。基本的な質問の回答は、内容に相当する FAQ で 見つかるでしょう。 7.協力者、提供者について XFree86 の開発は次のメンバーで始めました。: o David Dawes o Glenn Lai o Jim Tsillas o David Wexelblat X11R6 パッケージに XFree86 を統合する作業は次のメンバーで行なっていま す。: o Stuart Anderson o Doug Anson o Gertjan Akkerman o Mike Bernson o Robin Cutshaw o David Dawes o Marc Evans o Pascal Haible o Matthieu Herrb o Dirk Hohndel o David Holland o Alan Hourihane o Jeffrey Hsu o Glenn Lai o Ted Lemon o Rich Murphey o Hans Nasten o Mark Snitily o Randy Terbush o Jon Tombs o Kees Verstoep o Paul Vixie o Mark Weaver o David Wexelblat o Philip Wheatley o Thomas Wolfram o Orest Zborowski 386BSD, FreeBSD, NetBSD 用は次のメンバーがサポートしています。: o Rich Murphey NetBSD 用は次のメンバーがサポートしています。: o Matthieu Herrb 次のメンバーが最初に 386BSD に移植しました。: o Pace Willison, o Amancio Hasty Jr Mach 386 用は次のメンバーがサポートしています。: o Robert Baron Linux 用は次のメンバーがサポートしています。: o Orest Zborowski SCO Unix 用は次のメンバーがサポートしています。: o David McCullough Amoeba 用は次のメンバーがサポートしています。: o Kees Verstoep Minix-386 用は次のメンバーがサポートしています。: o Philip Homburg OSF/1 用は次のメンバーがサポートしています。: o Marc Evans BSD/OS 用は次のメンバーがサポートしています。: o Hans Nasten , o Paul Vixie Solaris 用は次のメンバーがサポートしています。: o Doug Anson , o David Holland ISC SVR3 用は次のメンバーがサポートしています。: o Michael Rohleder Linux 用共有ライブラリは次のメンバーがサポートしています。: o Orest Zborowski , o Dirk Hohndel 最初にアクセラレータプログラムは、次のメンバーが始めました。: o Kevin Martin , o Rik Faith , o Jon Tombs S3 アクセラレータプログラムは、次のメンバーが作成しました。: o Jon Tombs , o Harald Koenig , o David Wexelblat , o David Dawes , o Robin Cutshaw , o Amancio Hasty , o Norbert Distler , o Leonard N. Zubkoff , o Bernhard Bender Mach32 アクセラレータプログラムは、次のメンバーが作成しました。: o Kevin Martin , o Rik Faith , o Mike Bernson , o Mark Weaver , o Craig Groeschel Mach64 アクセラレータプログラムは、次のメンバーが作成しました。: o Kevin Martin , Mach8、8514 アクセラレータプログラムは、次のメンバーが作成しまし た。: o Kevin Martin , o Rik Faith , o Tiago Gons , o Hans Nasten , o Scott Laird Cirrus アクセラレータプログラムは、次のメンバーが作成しました。: o Simon Cooper , o Harm Hanemaayer , o Bill Reynolds Western Digital アクセラレータプログラムは、次のメンバーが作成しま した。: o Mike Tierney , o Bill Conn P9000 アクセラレータプログラムは、次のメンバーが作成しました。: o Erik Nygren , o Harry Langenbacher o Chris Mason o Henrik Harmsen AGX アクセラレータプログラムは、次のメンバーが作成しました。: o Henry Worth , ET4000/W32 アクセラレータプログラムは、次のメンバーが作成しまし た。: o Glenn Lai , Oak Technologies Inc. アクセラレータプログラムは、次のメンバーが作 成し ました。: " o Jorge Delgado , 16 色の VGA サーバーは、次のメンバーが作成しました。: o Gertjan Akkerman 2 色 VGA と 非 VGA 白黒 サーバーは、次のメンバーが作成しました。: o Pascal Haible ATI SVGA ドライバは、次のメンバーが作成しました。: o Per Lindqvist と Doug Evans . o Rik Faith によって X11R5 に移植されました。 o Marc La France が書き換えました。 WD90C24 は、次のメンバーが作成しました。: o Brad Bosch Trident SVGA ドライバは、次のメンバーが作成しました。: o Alan Hourihane NCR SVGA ドライバは、次のメンバーが作成しました。: o Stuart Anderson NCR 社の承諾を得ていま す。 Cirrus SVGA ドライバは、次のメンバーが作成しました。: o Bill Reynolds , o Hank Dietz , o Simon Cooper , o Harm Hanemaayer , Cirrus CL64xx ドライバは、次のメンバーが作成しました。: o Manfred Brands o Randy Hendry o Jeff Kirk Compaq SVGA ドライバは、次のメンバーが作成しました。: o Hans Oey Oak SVGA ドライバは、次のメンバーが作成しました。: o Steve Goldman o Jorge Delgado ARK Logic SVGA ドライバは、次のメンバーが作成しました。: o Harm Hanemaayer , AL2101 SVGA ドライバは、次のメンバーが作成しました。: o Paolo Severini Avance Logic ``ali'' SVGA ドライバは、次のメンバーが作成しました。: o Ching-Tai Chiu Chips & Technology SVGA ドライバは、次のメンバーが作成しました。: o Regis Cridlig o Jon Block o Mike Hollick MX SVGA ドライバは、次のメンバーが作成しました。: o Frank Dikker Video7 SVGA ドライバは、次のメンバーが作成しました。: o Craig Struble RealTek SVGA ドライバは、次のメンバーが作成しました。: o Peter Trattler Apollo 白黒 ドライバは、次のメンバーが作成しました。: o Hamish Coleman XFree86-VidMode 機能拡張 と xvidtune クライアントは、次のメンバーが 作成 しました。: " o Kaleb S. Keithley o David Dawes o Jon Tombs o Joe Moss その他の貢献者: o Joerg Wunsch (ET3000 のバンクメモリ の白黒サーバー担当), o Eric Raymond (新しいビデオモードの文章担 当), o そして、世界中の全てのベータテストを行なってくれた多くの人々! 8.連絡情報 開発計画とサポートは XFree86 コアチームによって推進しています。現在、 コアチームは、次のメンバーで構成しています。(順不同): o Robin Cutshaw o David Dawes o Marc Evans o Dirk Hohndel o Rich Murphey o Jon Tombs o David Wexelblat コアチームへの連絡は 宛てに電子メールを送信して ください。サポートに関する質問は 宛てに電子メ ールを送信してください。 9. XFree86 プロジェクト社 XFree86 プロジェクト社は2つの大きな目標を成し遂げる為に、結成しまし た。: 1. XFree86 を X ウィンドウシステムの設計、開発と提供に責任を持つ Xコン ソーシアムの中で、代表できるようなソフトにする手段を供給すること 2. XFree86 の開発を推進する人材と、主として新しい表示装置と基礎的な電 算処理設備を入手するための、いくらかの基本となる基金を集め、提供す ること 一つ目の目標が第一の動機でした。私たちは、緩やかに組織化されたフリ ーソフトプロジェクトが X コンソーシアムの中で発言権を持てるような抜 け道はないものかと、何カ月も 断続的に協議を重ねてきました。コンソー シアムの内規では、緩やかに組織化されたフリーソフトプロジェクトのよ うな組織は認められませんでした。私たちは基金募集に関してコンソーシ アムの内規の要求を満たし、必要な基金を獲得するために、法人の形態を 取ることに決定しました。 法人化したことで、X11R6 のベータテストに参加が可能となり、XFree86 のコ アの相当部分を X11R6 に提供できました。初めての X11R6 のコアリリース対 応の XFree86 はバージョン 3.0 です。現在の X11R6 のパッチ版の XFree86 はバージョン 3.1.1 です。いずれ、XFree86 はコンソーシアムの正式メンバ ーとして、Xウィンドウズシステムの開発に ますます深く関わってゆくことに なるでしょう。 [ 訳注:X11R6 のパッチ版の XFree86 はバージョン 3.1.1 です。3.1.2 ではありません。X11R6 内部ではバージョン 3.1.1 で、公開し たバージョンが 3.1.2 だということです。] 法人組織としたことによるもう一つの利点は、XFree86 プロジェクト社が、私 たちの仕事の為に、外部からの資金援助を獲得した事にあります。これによっ て、願わくばもっと積極的に新しいビデオ関連の機材を導入できるようにな り、よりよい製品をよりはやくリリースできるようになるかと思います。自分 から動いて必要なものを手に入れ、そしてそれを実際の開発作業にたずさわる 人々に提供することが可能となるからです。 現在のXFree86 プロジェクト社の取締役会と幹事会は、以下の通り: o David Dawes, President and Secretary o Dirk Hohndel, Vice-President o Glenn Lai, Director o Rich Murphey, Treasurer o Jim Tsillas, Director o Jon Tombs, Director o David Wexelblat, Director 取締役会への連絡は まで電子メールを送って下さい。 弊社の内規は、XFree86 が現在も、そして将来もずっと、フリーソフトウェア プロジェクトであり続けることを保証するような形で起草されています。コア チームのメンバー又は、その他の XFree86 関係者の誰にとっても、個人的な 金銭的利益が無いように配慮しました。全ての会社の資産は会社の為に残し、 会社の解散の時には、全ての資産を X コンソーシアムに委譲する予定です。 このような形式をとることで、弊社がこれまでの活動を単に形式化したものと なることを希望しています。従来の活動とまったくちがったものになるつもり はありません。 ここに、XFree86 プロジェクト社のスポンサーとなり、金銭の提供又は機材と 資源の提供をしてくださった組織と個人の方を一覧に致します。XFree86 プロ ジェクト社は彼らに大変感謝し、インターネット社会全体の改善の為に高品質 なフリーソフトウェアを継続して提供することで、彼らの期待に沿えることを 願っております。 o UUNET Communications Services, Inc. (http://www.uu.net/) UUNET Communications Services, Inc は、特別に名前を挙げたいと思いま す。この会社は積極的に、いち早く1994 年の X コンソーシアムの年会費 全てを寄付してくれました。この一回の資金提供により、X11R6 を XFree86 に巻き込む事が確実になったのです。 o GUUG -- 第1回ドイツ Linux 会議(1st German Linux Congress) また、当然特別に名前を挙げるべきはハンブルグで開催された第1回ドイ ツ Linux 会議(1st German Linux Congress)の開催者と参加者の皆さん です。多くの資金を XFree86 プロジェクトに会議の収入から提供していた だきました。 o AIB Software Corporation (ftp://ftp.uu.net/vendor/AIB/), Herndon, VA o Roland Alder, Armin Fessler, Patrick Seemann, Martin Wunderli o American Micro Group o AT&T Global Information Services (http://www.attgis.com/) (formerly NCR) o Andrew Burgess o Berkeley Software Design, Inc (http://www.bsdi.com/), Falls Church, VA o Delix Computer GmbH (http://www.delix.de/), Stuttgart, Germany o The Destek Group, Inc. (http://www.destek.net/Destek/), Pelham, NH (formerly Synergytics) o Diamond Multimedia Systems, Inc. (http://www.diamondmm.com/) o Digital Equipment Corporation (http://www.digital.com/) o Elsa GmbH, Aachen, Germany o Genoa Systems Corporation o Hercules Computer Technology, Inc. (http://www.hercules.com/) o Ralf Hockens o Dirk Hohndel o InfoMagic (http://www.infomagic.com/), Flagstaff, AZ o Daniel Kraemer o Frank & Paige McCormick o Linux International o Linux Support Team, Erlangen, Germany o LunetIX Softfair (http://www.lunetix.de), Berlin, Germany o Morse Telecommunications (http://www.morse.net), Long Beach, NY o MIRO Computer Products AG, Braunschweig, Germany o Rich & Amy Murphey o Brett Neumeier o Number Nine, Lexington, MA o Kazuyuki Okamoto, Japan o Prime Time Freeware (http://www.ptf.com/), San Bruno, CA o Red Hat Software, Chapel Hill, NC o Norbert Reithinger o SPEA Software AG, Starnberg, Germany o STB Systems o Clifford M Stein o Joel Storm o S.u.S.E, GmbH, Fuerth, Germany o Tekelec Airtronic GmbH, Muenchen, Germany o Jim Tsillas o Trans-Ameritech Enterprises, Inc., Santa Clara, CA o Unifix Software GmbH, Braunschweig, Germany o Vixie Enterprises (http://www.vix.com/), La Honda, CA o Walnut Creek CDROM (http://www.cdrom.com/), Concord, CA o Xtreme s.a.s., Livorno, Italy XFree86 プロジェクト社は基金と機材、又はどちらかの追加寄贈を歓迎致 します。このような寄贈は、所得税の控除対象となる*はず*です(がまだ 確定はしていません)。私たちの弁護士が書類作業を終え次第、この点は はっきりするでしょう。詳細は XFree86 プロジェクト社、 まで。 10.ソースとバイナリファイルのあるサイト X コンソーシアム の X11R6 PL12 から XFree86 3.1.2 へのソースのバージョ ンアップ用パッチが利用可能です。ソースへのパッチと様々な OS 用のバイナ リは以下の匿名 FTP サイト経由で手に入ります: o ftp.XFree86.org:/pub/XFree86/current (ftp://ftp.XFree86.org/pub/XFree86/current) また、次のミラーサイトが利用可能です。: o 北米a: o ftp.bsdi.com:/contrib/X11/XFree86 (ftp://ftp.bsdi.com/contrib/X11/XFree86) (ソース と BSD/386 用バイ ナリ) o XFree86.cdrom.com:/pub/XFree86 (ftp://XFree86.cdrom.com/pub/XFree86) (ソース と バイナリ) o ftp.iastate.edu:/pub/XFree86/XFree86-3.1.2 (ftp://ftp.iastate.edu/pub/XFree86/XFree86-3.1.2) (ソースパッチ と NetBSD 用バイナリ) (また AFS 経由で:: /afs/iastate.edu/public/ftp/pub/XFree86/XFree86-3.1.2) o tsx-11.mit.edu:/pub/linux/packages/X11/XFree86-3.1.2 (ftp://tsx-11.mit.edu/pub/linux/packages/X11/XFree86-3.1.2) (Linux 用バイナリ と ソース) o ref.tfs.com:/pub/mirrors/XFree86 (ftp://ref.tfs.com/pub/mirrors/XFree86) (ソース パッチ とFreeBSD 用 バイナリ) o ftp.eecs.umich.edu:/BSD/XFree86/current (ftp://ftp.eecs.umich.edu/BSD/XFree86/current) (ソース と バイナリ) o sunsite.unc.edu:/pub/X11/XFree86 (ftp://sunsite.unc.edu/pub/X11/XFree86) (ソース パッチ と バイナリ) o abode.ccd.bnl.gov:/pub/XFree86 (ftp://abode.ccd.bnl.gov/pub/XFree86) (Solaris, SVR4, SCO 用バイナ リ) o ヨーロッパ: o fvkma.tu-graz.ac.at:/pub/X11/XFree86/3.1.2 (ftp://fvkma.tu- graz.ac.at/pub/XFree86/3.1.2) (ソース と バイナリ) o ftp.switch.ch:/mirror/XFree86 (ftp://ftp.switch.ch/mirror/XFree86) (ソース と バイナリ) o ftp.fee.vutbr.cz:/pub/XFree86/3.1.2 (ftp://ftp.fee.vutbr.cz/pub/XFree86) (ソース パッチ と バイナリ) o ftp.gwdg.de:/pub/xfree86 (ftp://ftp.gwdg.de/pub/xfree86) (ソース と バイナリ) o ftp.uni-erlangen.de:/pub/Linux/MIRROR.xfree86/3.1.2 (ftp://ftp.uni- erlangen.de/pub/Linux/MIRROR.xfree86/3.1.2) (ソース パッチ と Linux 用バイナリ) o ftp.uni-stuttgart.de:/pub/X11/Xfree86/3.1.2 (ftp://ftp.uni- stuttgart.de/pub/X11/Xfree86/3.1.2) (ソース と バイナリ) o ftp.funet.fi:/pub/X11/XFree86/3.1.2 (ftp://ftp.funet.fi/pub/X11/XFree86/3.1.2) (ソース と バイナリ) o anasgard.calvacom.fr:/pub/unix/X/XFree86 (ftp://anasgard.calvacom.fr/pub/unix/X/XFree86) (ソース と バイナ リ) o ftp.ibp.fr:/pub/X11/XFree86 (ftp://ftp.ibp.fr/pub/X11/XFree86) (ソ ース と バイナリ) o ftp.laas.fr:/pub/netbsd/XFree86-3.1.2 (ftp://ftp.laas.fr/pub/NetBSD/XFree86-3.1.2) (NetBSD 用バイナリの み) o ftp.unipi.it:/pub/mirrors/XFree86-3.1.2 (ftp://ftp.unipi.it/pub/mirrors/XFree86-3.1.2) (ソース と バイナリ) o ftp.pvv.unit.no:/pub/XFree86/current (ftp://ftp.pvv.unit.no/pub/XFree86/current) (ソース と バイナリ) o アジア/オーストラリア: o x.physics.usyd.edu.au:/pub/XFree86/3.1.2 (ftp://x.physics.usyd.edu.au/pub/XFree86/3.1.2) (ソース と バイナ リ) o ftp.hk.super.net:/mirror/XFree86 (ftp://ftp.hk.super.net/mirror/XFree86) (ソース と バイナリ) o ftp.nectec.or.th:/pub/mirrors/XFree86/3.1.2 (ftp://ftp.nectec.or.th/pub/mirrors/XFree86/3.1.2) (ソース パッチ と バイナリ) o ftp.edu.tw:/X/XFree86/3.1.2 (ftp://ftp.edu.tw/X/XFree86/3.1.2) (ソ ース と バイナリ) 配付物から XFree86 を作成するのに必要な情報は、特定のディレクトリの下 にある README ファイルを参照して下さい。 入手した XFree86 3.1.2 をよく確認してください。いくつかのサイトは、古 い版の XFree86 を格納していることがよくあります。各々のバイナリ配付物 には、 README ファイルに格納場所からダウンする必要のあるファイルについ て記載されています。README ファイルのコンパイル時間オプションの選択を みると、配付物が作成されている状態が分かります。 $XConsortium: README.sgml,v 1.4 95/01/27 16:14:29 kaleb Exp $ $XFree86: xc/programs/Xserver/hw/xfree86/doc/sgml/README.sgml,v 3.27 1995/07/24 05:56:20 dawes Exp $ ______________________________________________________________________ このファイルは xc/programs/Xserver/hw/xfree86/doc/sgml/README.sgml,v 3.27 1995/07/24 05:56:20 を、岡本 一幸 ( Kazuyuki Okamoto (mailto:ikko-@pacific.rim.or.jp) ) が XFree86 3.1.2 を日本でインストールする人向けに和訳したものです。ここが おかしいとか、ここはこうしたほうがいいといったご意見がありましたら、電 子メールでお知らせ下さい。原文の著作権は XFree86 プロジェクト社にあり ます。この和訳の著作権は XFree86 プロジェクト社と岡本 一幸にあります が、この和訳の不具合は私に、電子メールで送って下さい。 $XFree86: xc/programs/Xserver/hw/xfree86/doc/sgml/Japanese/README.sgml,v 3.7 1995/09/16 08:29:55 dawes Exp $ ______________________________________________________________________ [EOF]