段階的ガイド XFree86 の設定について David Wexelblat と XFree86 プロジェクト社 著 岡本 一幸 Kazuyuki Okamoto 訳 1994 年 10 年 05 日 この文書は XFree86 サーバーをどうやって設定するかについてと、 XF86Config ファイルを機器構成に一致させる事について書いています。この 文書の手順どおりに作業すれば、問題無くサーバーが準備でき、すぐに実行で きるようになります。この文書は汎用になるように設計されています。設定対 象 OS 固有の README ファイル(例えば、 README.SVR4)と、設定対象ビデオ カード/チップセット固有の READMEファイル(例えば、 README.trident)を 必ず参照して下さい。これら固有のファイルと汎用になっているファイルとで 矛盾を生じる場合は(全部の場合がそうであるとは限りませんが)、固有の ファイルの手順に従って下さい。 1.手順概要 準備と実行は2つの段階で行ないます。まず最初に、使用したい適切なサーバ ーを選択して、初期値のまま設定します。次に、 XF86Configファイルを設定 します。このファイルはサーバーに、画面指示装置(例えば、マウスやトラッ クボール)、ビデオカードやモニター等、その他少しの機器について設定する ものです。 XF86Config ファイルはいくつかの項目で構成されています。これらの手続き はそれぞれの部分を書き込むことで、自然に導いてくれるでしょう。 /usr/X11R6/lib/X11/XF86Config.sample という、初期値のサンプルとして XF86Config ファイルがあります。このファイルを /usr/X11R6/lib/X11/XF86Config.sample にコピーして設定対象機器構成に固 有な部分を修正して下さい。XF86Config(4 章 / 5 章)のオンラインマニュ アルに XF86Config ファイルの中身とオプションの詳細が書かれてます。お手 元の XF86Config ファイルを書き込むために、オンラインマニュアルを通読し て下さい。 XF86Config ファイルの各節は次の通りです。: Files 標準フォントと RGB データベースのパスを設定します。 Server Flags 一般的なサーバーの少量のオプションを設定します。これらについて勉 強したい場合は、オンラインマニュアルを参照して下さい。 Keyboard キーボード装置を設定します。少量のオプションパラメータを設定しま す。 Pointer 画面指示装置を設定します。少量のオプションパラメータを設定しま す。 Monitor サーバーに対してモニター(複数)を記述します。 Graphics Device サーバーに対してビデオカードを記述します。 Screen. モニターとビデオカードどのように使用するべきか記述します。 2.正しい標準サーバーの設定 標準サーバーの名前は /usr/X11R6/bin/Xです。これは/usr/X11R6/bin/にある 特定のサーバーのバイナリファイルである XF86_xxxx リンクファイルです。 X が使いたいサーバーのリンクファイルになっているか確認して下さい。正し いリンクファイルになっていないときは、X を削除して正しいサーバーの新し いリンクファイルを作って下さい。サーバーのバイナリファイルは次の通りで す。: XF86_SVGA: Super-VGA サーバー。 Cirrus 542{0,2,4,6,8,9}、543{0,4} とWestern Digital 90C3{1,3} と Oak Technologies Inc. OTI087 の チップセット対応のアクセラレータと残りのチップセット対応の非アク セラレータを含んでいます。 XF86_Mono: オプションで Hercules または他の白黒ビデオカードをサポートする (S)VGA 白黒サーバーが入っています。 XF86_VGA16: 汎用 VGA 16 色サーバー。 XF86_S3: S3 アクセラレータサーバー。 XF86_Mach32: ATI Mach32 アクセラレータサーバー。 XF86_Mach64: ATI Mach64 アクセラレータサーバー。 XF86_Mach8: ATI Mach8 アクセラレータサーバー。 XF86_8514: 8514/A アクセラレータサーバー。 XF86_P9000: P9000 アクセラレータサーバー。 XF86_AGX: AGX アクセラレータサーバー。 XF86_W32: ET4000/W32 アクセラレータサーバー。 それぞれのサーバー対応のオンラインマニュアルがありますので、サポートし ているチップセット固有の詳細とサーバー固有の構成のオプションはオンライ ンマニュアルを参照して下さい。 LinkKit にてサーバーにドライバーを組み込み、変更する場合に注意事項があ ります。配付物がどうゆう風に組み立てられているかによりますが、サーバー のバイナリファイルには使用可能な全てのドライバーは含まれていません。組 み込まれているドライバーの一覧を得るには、 /usr/X11R6/bin/X -showconfigを実行して下さい。サーバーを再リンクする必要がある場合は、 固有の情報について LinkKit の README.LinkKit (LinkKit.html) を参照して下さい。 3. XF86Config の易しい部分 XF86Config ファイルの "Files" の節は、RGB (赤緑青) のデータベースファ イル(一般に、これを変更するべきではありません)へのパスと、標準フォン トのパスを内蔵させることです。複数の FontPath 行を XF86Config に書いて ある場合は、FontPath を結合して使用できます。それぞれの FontPath の ディレクトリが存在することと、ちゃんとフォントが使えることを確認して下 さい。サーバーが "Can't open default font 'fixed'"(標準の'固定幅'フォ ントが有りません)と言ってきたら、それはフォントの登録が正しくないから です。それぞれのフォントの登録を正しくしたいなら、それぞれのフォントの ディレクトリの所で `mkfontdir' コマンドを実行してみて下さ い。XF86Config のオンラインマニュアルの 4 章 / 5 章に、XF86Config ファ イルの最初の部分の他のパラメタについて記述しています。 次は "Keyboard" の節です。 この節には、キーボードの通信手順(Xqueue ま たは Normal)、キーの繰り返しの速度やいくつかの修飾キーの標準的な割り 付けについて設定できます。一般にここは変更する必要は無いでしょう。英語 用でないキーボードのユーザーは修飾キーの定義を変えたいことでしょう。詳 細は XF86Config のオンラインマニュアルの 4 章 / 5 章を見て下さい。 [ 訳注:修飾キー = 他のキーと一緒に押す、オルタネイトキー(Alt)、コントロ ールキー(Cntl)やシフトキー(Shift) 等押しても字の出ないキーの事でしょう ] 次は "Pointer" の節です。この節では画面指示装置の通信手順と装置につい て指定できます。通信手順名称は製造者名称ではないことに注意して下さい。 例えば、いくつかの Logitech のマウス(特に新しいもの)の場合、Logitech の通信手順名称ではなく MouseMan または Microsoft の通信手順名称を用い ます。その他のマウスのパラメタはこの節で、調整できます。2ボタンマウス を使っているときは、Emulate3Buttons というキーワードをコメントにしない で下さい。 Emulate3Buttons モードで使うときは、同時に2つのボタンを押 すことで、サーバーに真ん中のボタンを押したことを知らせることになりま す。 サーバーがマウスデバイスを認識しない、と文句を言うときはそれはサーバー の問題ではないことに注意して下さい。それはよく起こる設定ミスであ り、99.999% の確率で OS にデバイスが正しく設定されていない事が理由で、 いくつかの OS ではエラーとなるでしょう。それ故、OS レベルでのサポート が正しいことをよく調べるまでは、我々にバグ報告をしないで下さい。 4.ビデオボードの設定について "Device" の節ではビデオボードについて記述します。複数の機器の節を書く ことを許しており、それぞれの節ごとに1つのビデオカードを記述します。 設定しようとしている汎用でない情報について、サーバーのオンラインマニュ アルとチップセット固有の README ファイルを読んで確認して下さい。 Device の節を書くために、設定対象装置のデータを集める必要があり、設定 方針を決めて下さい。必要な装置のデータは次のとおりです。: o チップセットの種別 o 表示用メモリの量 o 使用可能なドットクロックの値(プログラム可能な場合) o Ramdac の種別(幾つかのサーバー用) XF86Config ファイルの中で全て指定の値を埋め込んでおくよりは、通常、 サーバーに自分自身で装置のデータを取り込ませたほうがいいでしょう。 その方が間違いなく設定できます。'Chipset' は設定しているドライバ ('X -showconfig'を実行すれば表示できます)対応のキーワードの1つで す。アクセラレータサーバーでは、現在、いくつかのサーバーがチップ セットドライバを持っています。メモリの量はキロバイト単位で指定しま すので、1メガバイトのメモリの場合は 1024 と指定します。 ドットクロックはグラフィックボードの設定において一番複雑な部分です。幸 運にもドットクロックを集めた大きなデータベースが利用可能です。いくつか のグラフィクボード対応の Device のデータの一覧が `Devices' ファイルに あります。あなたのグラフィックボードが見つかれば、そのデータから始める ことが出来ます。 modeDB.txt ファイルの最初の部分は無数の SVGA カードの 情報が一覧になっています。アクセラレータカードでは、`AccelCards' ファ イルを見て下さい。幸運ならば、自分のカードが何処かに見つかるでしょう。 もしカードが見つかったら、 XF86Config ファイルの Clocks 行にデータベー スから数列を、データベースに表示されているそのままを並べ替えたりしない で残さずコピーしましょう。新しいアクセラレータカードはプログラマブルク ロックジェネレータを使っているので XF86Config ファイルの ClockChip 行 に引用符(")付きでクロックジェネレータの型式が書いてあることに注意し て下さい。(例えば、#9 GXe を使うならば、 `ClockChip "icd2061a"' の様 に書いてあるでしょう)。 グラフィックボードが一覧に見つからないときは、サーバーにグラフィックボ ードの検出を任せてしまいましょう。sh 又は ksh の場合は、 `X -probeonly >/tmp/out 2>&1'、csh の場合は、`X -probeonly >&/tmp/out' とコマンドを 実行しましょう。この時、XF86Config ファイルに Clocks 行を書かないでお いて下さい。コマンドを実行したら、サーバーが素速くクロックを巡回して調 べる間、数秒間画面が暗くなります。調べることでモニターを痛めることはあ りませんが、表示仕様以上で検査をする場合があるため、新しいモニターの場 合は自動的にそれ自身でモニターの電源を落としてしまう場合があります。と にかく、調査が終わったら、ドットクロックの検出結果の/tmp/out ファイル を見ましょう。/tmp/out の数列をそのまま XF86Config ファイルの Clocks 行にコピーしましょう。並び変えたり、いかなる変更もしてはいけません。 グラフィックボードがプログラマブルクロックジェネレータを持っている可能 性があります。この場合は、2、3個のクロックだけ値を持ち、残りが全てゼロ になっていることでしょう。もし、ボードがデータベースの中に見当たらな かったら、 XFree86 チームに連絡を取るか、 comp.windows.x.i386unix に メッセージをポストして下さい。殆どの場合 Diamond 社の装置がこの種の分 類になりますが、 Diamond 社 はプログラムの詳細を公開してくれませんの で、我々は助けることが出来ません。ネットニュースでは、倫理的に問題のあ る解決策が利用可能ですが、我々はこの方法を提唱出来ませんので、この方法 について我々に連絡しないで下さい。 いくつかのサーバー (S3 と AGX) には RAMDAC の型式と速度が、その他の装 置の情報を取り出すために必要になります。この指定は 'Ramdac' と 'DacSpeec' という記載を追加して行ないます。サポートしている RAMDAC の 詳細は、適切なサーバーのオンラインマニュアルを参照して下さい。以前の XFree86 のバージョンでは、RAMDAC の型式はオプションフラグで設定してい たことに注意して下さい。 自分の装置に合わせて、いくつかのオプションフラグを指定する必要があるで しょう。サーバーのオンラインマニュアルにこれらのオプションについて記述 があり、チップセット固有の README ファイルにお手元のボードの為になにが 必要か書いてります。 5.モニターとそのモードの設定について モニターモードの設定は、モニター装置の標準化が十分でないので、残念なが ら、実験の繰り返しで決定します。特定のモニター情報をデータベースに収集 することにより、この実験作業を簡単にする事と、殆どのモニターにかなり一 致する機能を集め、汎用モードの組み合わせをまとめる事を試みています。血 のにじむような努力で出来た全てのモニターモードの作成と改良についての詳 細は、Eric Raymond氏が書いた VideoModes.doc (VidModes.html) を参照して 下さい。 XF86Config ファイルの "Monitor" 節にモニターの仕様とビデオのモードを記 述します。Monitor の節を書くために、自分のモニターの仕様を知る必要があ ります。特に、モニターのサポートしている水平同期信号と垂直リフレッシュ 信号の速度とビデオ信号の帯域について知る必要があります。この情報はモニ ターのユーザ ーマニュアルに書いてあるでしょう。また、 自分のモニターの 記載があるかもしれないので 'Monitors' ファイルを見て、確認して下さ い。Moniter の節にこの情報をどうやって登録するかの詳細は XF86Config の オンラインマニュアルの 4 章 / 5 章を見て下さい。 次に、モニターに合わせたビデオのモードの組を与える必要があります。まず 最初に'Monitors' と modeDB.txt ファイルの中に自分の指定するモニターに 対応するモードが一覧にあるか確認して下さい。あった場合は、XF86Config ファイルの ModeDB の節にそれらのモードをコピーして下さい。XF86Config ファイルの Clocks 行にあるクロックと、各モードの行の2番目のパラメータ のドットクロックが一致しているか確認して、自分のカードのクロックと一致 しないモードの行は消して下さい。そしてモードが残った時は、良い状態にな ります。 特定のモードが見つからないか、もっと使いたい解像度のモードが知りたいと きは、後述する汎用ビデオモードの一覧を参照して下さい。モニターの仕様に 対して設定するモードの仕様を合わせましょう; 仕様内で一番高いリフレッ シュモードを取り出して、Clocks 行のドットクロックに合っていることを確 認して下さい。解像度が一致する交代 (Alternate) モードに切り替える前に VESA モードを試してみて下さい。設定を合わせたモードを XF86Config ファ イルの Monitor の節にコピーして下さい。これらのモードは最適な値ではな い事に注意して下さい。これらは完璧な画面サイズではないでしょうし、真ん 中に表示されてはいないでしょう。しかし、調整可能です。設定対象のモニタ ーに合わせてモードを微調整したい場合は、VideoModes.doc ファイルの '表 示の問題修正' の節を読んで下さい。 微調整を行なうにあたり、注意事項があります。XF86Config ファイルの Monitorの節に同じモードの名前が2つ以上定義されている場合に、サーバー はクロックの一致する最初のモードを使用します。一般的に、XF86Config ファイルに同じモードの名前を2つ以上定義することは悪い考えだと思いま す。 6.ビデオボードとモニターデータの組み合わせについて 一旦、サーバが設定対象のモニターとグラフィックボードをどのように使うか 記述して指定する必要があります。これを XF86Config ファイルの "Screen" の節で行ないます。使用したいサーバーのドライバーの型式のそれぞれを Screen 節で与えます。ドライバーの型式は "SVGA" の節では (XF86_SVGA)、 "VGA16" の節では (XF86_VGA16)、"VGA2" の節では (XF86_Mono)、"MONO" の 節では (XF86_Mono, XF86_VGA16) と "ACCEL" の節では (XF86_S3, XF86_Mach32, XF86_Mach8, XF86_Mach64, XF86_8514, XF86_P9000, XF86_AGX, XF86_W32) です。それぞれの Screen 節は使用するモニター(Monitor) の記述 とデバイス(Device) の記述を指定します。 Screen 節は1つまたは複数の "Display" の項を含んでいます。1つの Display項はサーバーがサポートしているそれぞれの深さを与えるでしょう。 [ 訳注:深さとは色数や階調数を表わすのに必要なビット数です。] Display 項では、使いたいサーバーの仮想スクリーンの大きさを指定できます。仮想ス クリーンはモニターに表示できるスクリーンの大きさよりも、大きいルートウ ィンドウ ("root window")を持つことが出来ます(例えば 800x600 のディス プレイで1280x1024 の大きさの仮想スクリーンを使えます)。Virtual という キーワードを仮想スクリーンの大きさを指定するのに使います。多くの新しい アクセラレータサーバは表示に使われないメモリをキャッシュに使うことに注 意して下さい。キャッシュはメモリの全てを仮想ディスプレイに使うような魅 力はありませんが、キャッシュにメモリを残さないようにして、メモリの全て を仮想ディスプレイに使うとサーバーの性能の 30 から 40% ほどを消費しま す。 最後に、Display 節の設定はディスプレイのモード設定です。サーバーの使用 しようとしている物理的なディスプレイの解像度の指定があります。その名前 は任意ですが、Monitor 節にあるどれかと一致していなければいけません。一 般に、これらの名前はディスプレイの解像度(例えば "1024x768" )になって いるでしょうが、その通りでなければいけない訳ではありません。必要な数だ け一覧形式で指定します。まず最初の定義が標準で起動される画面になり、解 像度の一覧はコントロールキー (Ctrl) 、オルタネイトキー (Alt) 、テンキ ーの + を同時に押すか、コントロールキー (Ctrl) 、オルタネイトキー (Alt) 、テンキーの - を同時に押すことで巡回できる画面の定義になりま す。 以上で設定は終わりです。さあ、新しい XFree86 の導入テストをする準備が 出来ました。 7.汎用ビデオモードについて [ 訳注 : ここはデータの再利用のために翻訳はしません。 たとえ、コメント にでも漢字が混じって誤動作を起こすことは無いと、信じていますがちょっと 怖い:-) ] ______________________________________________________________________ # # Mode Refresh Hor. Sync Dot-clock Interlaced? VESA? # ------------------------------------------------------------ # 640x480 60Hz 31.5k 25.175M No No # 640x480 60Hz 31.5k 25.175M No No # 640x480 63Hz 32.8k 28.322M No No # 640x480 70Hz 36.5k 31.5M No No # 640x480 72Hz 37.9k 31.5M No Yes # 800x600 56Hz 35.1k 36.0M No Yes # 800x600 56Hz 35.4k 36.0M No No # 800x600 60Hz 37.9k 40.0M No Yes # 800x600 60Hz 37.9k 40.0M No No # 800x600 72Hz 48.0k 50.0M No Yes # 1024x768i 43.5Hz 35.5k 44.9M Yes No # 1024x768 60Hz 48.4k 65.0M No Yes # 1024x768 60Hz 48.4k 62.0M No No # 1024x768 70Hz 56.5k 75.0M No Yes # 1024x768 70Hz 56.25k 72.0M No No # 1024x768 76Hz 62.5k 85.0M No No # 1280x1024i 44Hz 51kHz 80.0M Yes No # 1280x1024i 44Hz 47.6k 75.0M Yes No # 1280x1024 59Hz 63.6k 110.0M No No # 1280x1024 61Hz 64.24k 110.0M No No # 1280x1024 74Hz 78.85k 135.0M No No # # 640x480@60Hz Non-Interlaced mode # Horizontal Sync = 31.5kHz # Timing: H=(0.95us, 3.81us, 1.59us), V=(0.35ms, 0.064ms, 1.02ms) # # name clock horizontal timing vertical timing flags "640x480" 25.175 640 664 760 800 480 491 493 525 # # Alternate 640x480@60Hz Non-Interlaced mode # Horizontal Sync = 31.5kHz # Timing: H=(1.27us, 3.81us, 1.27us) V=(0.32ms, 0.06ms, 1.05ms) # # name clock horizontal timing vertical timing flags "640x480" 25.175 640 672 768 800 480 490 492 525 # # 640x480@63Hz Non-Interlaced mode (non-standard) # Horizontal Sync = 32.8kHz # Timing: H=(1.41us, 1.41us, 5.08us) V=(0.24ms, 0.092ms, 0.92ms) # # name clock horizontal timing vertical timing flags "640x480" 28.322 640 680 720 864 480 488 491 521 # # 640x480@70Hz Non-Interlaced mode (non-standard) # Horizontal Sync = 36.5kHz # Timing: H=(1.27us, 1.27us, 4.57us) V=(0.22ms, 0.082ms, 0.82ms) # # name clock horizontal timing vertical timing flags "640x480" 31.5 640 680 720 864 480 488 491 521 # # VESA 640x480@72Hz Non-Interlaced mode # Horizontal Sync = 37.9kHz # Timing: H=(0.76us, 1.27us, 4.06us) V=(0.24ms, 0.079ms, 0.74ms) # # name clock horizontal timing vertical timing flags "640x480" 31.5 640 664 704 832 480 489 492 520 # # VESA 800x600@56Hz Non-Interlaced mode # Horizontal Sync = 35.1kHz # Timing: H=(0.67us, 2.00us, 3.56us) V=(0.03ms, 0.063ms, 0.70ms) # # name clock horizontal timing vertical timing flags "800x600" 36 800 824 896 1024 600 601 603 625 # # Alternate 800x600@56Hz Non-Interlaced mode # Horizontal Sync = 35.4kHz # Timing: H=(0.89us, 4.00us, 1.11us) V=(0.11ms, 0.057ms, 0.79ms) # # name clock horizontal timing vertical timing flags "800x600" 36 800 832 976 1016 600 604 606 634 # # VESA 800x600@60Hz Non-Interlaced mode # Horizontal Sync = 37.9kHz # Timing: H=(1.00us, 3.20us, 2.20us) V=(0.03ms, 0.106ms, 0.61ms) # # name clock horizontal timing vertical timing flags "800x600" 40 800 840 968 1056 600 601 605 628 +hsync +vsync # # Alternate 800x600@60Hz Non-Interlaced mode # Horizontal Sync = 37.9kHz # Timing: H=(1.20us, 3.80us, 1.40us) V=(0.13ms, 0.053ms, 0.69ms) # # name clock horizontal timing vertical timing flags "800x600" 40 800 848 1000 1056 600 605 607 633 # # VESA 800x600@72Hz Non-Interlaced mode # Horizontal Sync = 48kHz # Timing: H=(1.12us, 2.40us, 1.28us) V=(0.77ms, 0.13ms, 0.48ms) # # name clock horizontal timing vertical timing flags "800x600" 50 800 856 976 1040 600 637 643 666 +hsync +vsync # # 1024x768@43.5Hz, Interlaced mode (8514/A standard) # Horizontal Sync = 35.5kHz # Timing: H=(0.54us, 1.34us, 1.25us) V=(0.23ms, 0.23ms, 0.93ms) # # name clock horizontal timing vertical timing flags "1024x768i" 44.9 1024 1048 1208 1264 768 776 784 817 Interlace # # VESA 1024x768@60Hz Non-Interlaced mode # Horizontal Sync = 48.4kHz # Timing: H=(0.12us, 2.22us, 2.58us) V=(0.06ms, 0.12ms, 0.60ms) # # name clock horizontal timing vertical timing flags "1024x768" 65 1024 1032 1176 1344 768 771 777 806 -hsync -vsync # # 1024x768@60Hz Non-Interlaced mode (non-standard dot-clock) # Horizontal Sync = 48.4kHz # Timing: H=(0.65us, 2.84us, 0.65us) V=(0.12ms, 0.041ms, 0.66ms) # # name clock horizontal timing vertical timing flags "1024x768" 62 1024 1064 1240 1280 768 774 776 808 # # VESA 1024x768@70Hz Non-Interlaced mode # Horizontal Sync=56.5kHz # Timing: H=(0.32us, 1.81us, 1.92us) V=(0.05ms, 0.14ms, 0.51ms) # # name clock horizontal timing vertical timing flags "1024x768" 75 1024 1048 1184 1328 768 771 777 806 -hsync -vsync # # 1024x768@70Hz Non-Interlaced mode (non-standard dot-clock) # Horizontal Sync=56.25kHz # Timing: H=(0.44us, 1.89us, 1.22us) V=(0.036ms, 0.11ms, 0.53ms) # # name clock horizontal timing vertical timing flags "1024x768" 72 1024 1056 1192 1280 768 770 776 806 -hsync -vsync # # 1024x768@76Hz Non-Interlaced mode # Horizontal Sync=62.5kHz # Timing: H=(0.09us, 1.41us, 2.45us) V=(0.09ms, 0.048ms, 0.62ms) # # name clock horizontal timing vertical timing flags "1024x768" 85 1024 1032 1152 1360 768 784 787 823 # # 1280x1024@44Hz, Interlaced mode # Horizontal Sync=51kHz # Timing: H=(0.02us, 2.7us, 0.70us) V=(0.02ms, 0.24ms, 2.51ms) # # name clock horizontal timing vertical timing flags "1280x1024i" 80 1280 1296 1512 1568 1024 1025 1037 1165 Interlace # # Alternate 1280x1024@44Hz, Interlaced mode (non-standard dot-clock) # Horizontal Sync=47.6kHz # Timing: H=(0.42us, 2.88us, 0.64us) V=(0.08ms, 0.12ms, 0.96ms) # # name clock horizontal timing vertical timing flags "1280x1024i" 75 1280 1312 1528 1576 1024 1028 1034 1080 Interlace # # 1280x1024@59Hz Non-Interlaced mode (non-standard) # Horizontal Sync=63.6kHz # Timing: H=(0.36us, 1.45us, 2.25us) V=(0.08ms, 0.11ms, 0.65ms) # # name clock horizontal timing vertical timing flags "1280x1024" 110 1280 1320 1480 1728 1024 1029 1036 1077 # # 1280x1024@61Hz, Non-Interlaced mode # Horizontal Sync=64.25kHz # Timing: H=(0.44us, 1.67us, 1.82us) V=(0.02ms, 0.05ms, 0.41ms) # # name clock horizontal timing vertical timing flags "1280x1024" 110 1280 1328 1512 1712 1024 1025 1028 1054 # # 1280x1024@74Hz, Non-Interlaced mode # Horizontal Sync=78.85kHz # Timing: H=(0.24us, 1.07us, 1.90us) V=(0.04ms, 0.04ms, 0.43ms) # # name clock horizontal timing vertical timing flags "1280x1024" 135 1280 1312 1456 1712 1024 1027 1030 1064 ______________________________________________________________________ $XConsortium: Config.sgml,v 1.3 95/01/23 15:34:40 kaleb Exp $ $XFree86: xc/programs/Xserver/hw/xfree86/doc/sgml/Config.sgml,v 3.6 1995/07/07 15:40:11 dawes Exp $ ______________________________________________________________________ このファイルは xc/programs/Xserver/hw/xfree86/doc/sgml/Config.sgml,v 3.6 1995/07/07 15:40:11 を、岡本 一幸 ( Kazuyuki Okamoto (mailto:ikko-@pacific.rim.or.jp) ) が XFree86 3.1.2 を日本でインストールする人向けに和訳したものです。ここが おかしいとか、ここはこうしたほうがいいといったご意見がありましたら、電 子メールでお知らせ下さい。原文の著作権は XFree86 プロジェクト社にあり ます。この和訳の著作権は XFree86 プロジェクト社と岡本 一幸にあります が、この和訳の不具合は私に、電子メールで送って下さい。 $XFree86: xc/programs/Xserver/hw/xfree86/doc/sgml/Japanese/Config.sgml,v 3.5 1995/09/16 08:28:55 dawes Exp $ ______________________________________________________________________ [EOF]