
\section{各種パラメータの設定}

\label{cmd:setup}

\ARTemis の動作に関しては、ユーザーはいろいろなスイッチやパラメータを操作できる
ようになっています。

操作できるパラメータには、次のようなものがあります。

.[- f i+4 w-4 n15 w
　-~>
　小格子の表示スイッチ          ~/1 ドットごとに格子を表示さ
せるかどうかの指定
　大格子の表示スイッチ          ~/数ドット〜数十ドットごと
に格子を表示させるかどうかの指定
　大格子の格子単位のサイズ      ~/大格子の間隔の指定
　画面の拡大率                  ~/画面を
何倍に拡大するかの指定
　COPY時の演算                  ~/背景色を透明色とみなし
た重ね合わせコピーをするかどうかの指定
　透過COPY時の境界補正スイッチ
　範囲座標限定スイッチ          ~/矩形による領域指定のとき、
自動的に座標を大格子に沿わせるかどうかの指定
　にじみやすさ                  ~/にじみペンの広がりやすさの指定
　こすれやすさ                  ~/こすりペンのこすれやすさの指定
　カーソル色                    ~/カーソルの色の選択
　起動時の画面色                ~/起動時の画面の色の設定
　-~>
.] sp1

これらを設定するには、メインメニューの\mbox{``設定''}アイコンをクリックします
(メインメニューの章を参照)。

また、ここで設定した内容は、ARTemisを終了する時にartemis.cfgファイルに
出力され、
次回ARTemisを起動する時に読み込まれるので、一度設定すると
次回に設定しなおす必要はありません。


\subsection{小格子, 大格子}

\label{sw:cross}

画面を拡大したときに、ひとつひとつのドットを細い黒線で区切って表示する
のが「小格子」です。また、小格子を、いくらかの
間隔をおいて白線で表示するのが大格子です。

これらの機能は、\ARTemis をパターンエディタとして使うために用意したものです。
小格子・大格子を両方表示して、大格子の格子単位を$16 \times 16$ドットにすれば、
画面を$16 \times 16$ドットごとに編集することができます。
これと、後述するパターン編集コマンド、
範囲座標限定スイッチをくみあわせれば、
パターンの作成が\ARTemis で行えます。


\subsection{画面の拡大率}

\label{para:zoom}

\ARTemis には、画面を拡大して編集する機能があります。
これは、一般のグラフィックエディタのルーペ機能とは
違い、「画面を拡大したまま、ふだんと全く変わらない編集作業
ができる」というものです。

画面を拡大すると、ディスプレイ上には、
もとの画面の一部分しか表示されません。しかし、カーソルを画面の端に移動すれば、
画面全体がスクロールするので、ふだんと同じ感覚で編集を
続けることができます。

拡大率は、1, 2, 4, 8, 16倍の5種類から選ぶことが
できます。(ただし、画像の大きさが512×480よりも小さい場合は、
倍率を1に設定することはできません。)


\subsection{COPY時の演算, 透過時の境界補正}

\label{sw:copy_op}

これは、ようするに「重ね合わせコピー」のための機能です。

COPY時演算が``上書き''の場合、コピーのときにはコピー元の絵のすべての部分が
転送されますが、
\mbox{``背景色透過''}の場合、コピー元の絵の中で
背景色の部分は転送されません。ですから、コピー元の絵から背景色の部分を
とりのぞいた絵をコピーすることができます。
これはつまり、背景色を透明と見なすということなので、「背景色透過」と呼ぶわけ
です。

なお、本当に背景色に等しい部分だけを透明とみなして
コピーすると、輪郭のギザギザが目立ってしまう場合があります。

「透過時の境界補正」は、背景色に近い色を半透明色とみなし、
重ねあわせコピーのときの輪郭をなめらかにするためのスイッチです。



\subsection{範囲座標限定}

\label{sw:areaadj}

これは、\mbox{``矩形による領域指定''}
のときに、矩形を大格子に沿ったものに限定してしまう
ためのスイッチです。

\ARTemis をパターンエディタとして使う場合、たとえば$16 \times 16$ドットの
パターンを編集するときに、いちいち1ドット単位で領域指定しなければならない
というのでは不便です。そんなとき、大格子のサイズを$16 \times 16$ドットに
しておき、この範囲座標限定スイッチを ON にすれば、矩形による領域指定をすべて
自動的に大格子に合わせてくれるので、1ドットのずれを
気にしなくてもよくなります。


\subsection{にじみやすさ}

\label{para:blotness}

にじみペンを使うときの、にじみの広がりの大きさ
を設定します。

\subsection{こすれやすさ}

\label{para:goshi}

こすりペンを使うときの、こすれやすさを設定します。

これが0の場合、まったくこすれないこすりペンになります。
逆に256の場合、いつまでもこすれてしまう(つまり、どこまでも
色を伸ばせる)こすりペンになります。
必要に応じてこの値を大きくしたり小さくしたりすれば、いろんな用途に
こすりペンを使うことができます。

\subsection{カーソル色}

画面の拡大率が2倍以上のときのカーソルの色を設定します。あかるい画像のときは
暗灰色に、暗い画像のときは明灰色にするとよいでしょう。

\subsection{起動時の画面色}

起動時の画面色を、白と黒の２種類から選択できます。
