超時空研究所 地球 モルテン号 一般概要 年代形式 熱反応 分析機 理解力 エネルギー弾 老化の抑制 データの蓄積量 データの欠落 原因 政策の内容 政策の結果 一般的な事 科学への影響 一般概要 仕様 転送能力 設置場所 設置状態 データファイル イルダの星系以外の事 場所 戦争の歴史 進出の歴史 一般状況 第2惑星 遺跡 メルスの月(ダイフォス) 首都・タイロン 一般概要 コントロールセンター 惑星破壊 内蔵の虚像 次元シールド 暴動の事 アリサの命令 イルダの提案 ========================= 23世紀の終わり、人類の科学は老化の抑制に 成功し、恒星間航行用宇宙船や惑星間転送装置 の開発等によって全宇宙に進出し次々と植民 星系をつくっていった。 だが一方で科学の進歩とは裏腹に、言語や 習慣等の文化面においては星系間にギャップが 生じ、大きな社会問題となっていた。 事態を重く見た中央政府は各星系間の時間的 差異を無くす為に恒星間転送装置の開発に着手 した。 開発プロジェクトの中心である超時空研究所 では転送装置の改良を重ね、ついに人類初の 恒星間転送ビームの照射実験を行うに到った。 何時ものように照射実験が行われた西暦 2292年の夏の夜の事。 研究主任をしている富士津陽子は、 彼女の助手であるアンドロイドのポーラを探す 為に、研究所近くの丘にきていた。 ========================================== 陽子達はイルダの持ってきたファイルを 基にして、転送装置の開発にかかった。 当初、0からの開発になると思われたが、 意外にも陽子の開発した恒星間転送装置と 構造が非常に似ていた為にこれを改造し、 わずか1カ月で全ての準備が整った。 そして陽子とポーラ、それにイルダの3人が 恒星間航行用小型宇宙船モルテン号に 乗り組むと装置が作動し、イルダの宇宙へと 向かった。 それからしばらくして気が付くと、 そこには見知らぬ星系があった。 ========================================= イルダと陽子は、ポーラとは別の部屋に 監禁された。 ========================================= 再びタイロンを後にしたモルテン号は、 タイロンとは丁度メルスの裏側に位置する 遺跡へ向かった。 ======================================= 4人は遺跡を後にして、次にメルスの月 ダイフォスへ向かった。 ======================================= 簡易熱センサーと対マシーン兵器専用 エネルギー弾は直ちに工場の生産ラインに インプットされ、その日の内に全パトロール 隊員に支給された。 陽子とポーラ、それにイルダの3人も アリサと共に行動する事にした。 ======================================= アリサがダイフォスのアンドロイド工場に 立ち入る許可をもらって来ると、直ちに モルテン号はメルスを飛び立った。