/***************************************************************************/ /* FM秘書ダッシュ H24.EXE V2.43 1995.08.15 (c)T.292 */ /***************************************************************************/ 1.概要 本フログラムは,本家FM秘書の文書編集機能のみをDOS上から単独に実行するFM秘書まがい のソフトです. 本家と同じ機能じゃ面白く無いので,若干の機能追加をしています. H24.EXEはフリーウェアです.御自由にお使い下さい.ただし,本ソフトを使用する事で発生する 一切の事故・問題等には責任を負いかねますのでご承知願います. 2.起動方法 DOS上から,単に H24↓ で実行する.(↓はリターンの意味). パラメータは無し. ただし,起動時に 本家FM秘書の環境変数(HISYO=・・・・・)を読みに行くので,この 環境変数が設定されていないと,その旨のメッセージを表示して終了するハズ. HISYO=・・・・は AUTOEXEC.BAT に設定しておくと便利. なお,WINDOWSをお使いの方のために,高輝度表示にしてあります.WINDOW内表示でも 文字が暗くなりません. 3.主な機能 実行中のキー操作は,本家FM秘書とは異なり,以下のようになります. RET :文書の内容表示(新追加) 文書の内容を表示します. 見るだけ. 変更は次のPF1で実現. 1行の長さが80文字を越える場合は,76文字でカットし行末に・・・>を表示します. PF1 :文書変更(本家と同じ.ただし本家と異なり,日付が更新年月日に変更されます) PF2 :文書新規作成(本家と同じ) PF3 :文書名変更(本家と同じ) PF4 :文書名検索(本家と同じ.本家では ?xxxxで実現) PF5 :文書並び換え(昇順と降順をサポート) 並び換え解除しない限り,検索下でも有効です. PF6 :DOSファイル変更(本家と同じ.本家ではパスをキー入力指定) DOSファイル変更でファイルセレクタを起動します. ファイルセレクタで現在出来る機能: RET/実行キー : 文書内容の表示 PF1 : 更新 : PEによる文書変更 PF2 : 変名 : ファイルやディレクトリ名の変更 PF3 : 実行 : 実行ファイル(.EXEや.COM)を子プロセスで起動 PF4 : 複写 : ファイルやディレクトリの複写 PF5 :Mk_Dir: ディレクトリの新規作成 PF6 :Dosシェル: DOS SYSTEM(DOSコマンドの実行) PF7 : 削除 : ファイルやディレクトリの削除 PF8 : 切出 : 文書の切り出し PF9 :KB入力: ファイル名のキー入力 PF10:DV変更: ドライブ変更 PF7 :文書削除(本家と同じ) PF8 :文書切り出し (新機能) 文書の任意の部分(範囲)を切り出して,別の文書やテキストファイルに 複写したり,文書の末尾に追加する機能です. 勿論,文書全体を複写,追加も OKです. 言ってみりゃ,本家FM秘書の文書複写と文書結合機能を足したようなもの. PF9 :予備です.(次回に文書印刷機能をサポートする予定) PF10:DOS-SYSTEM(DOSのコマンドを実行.) DOSのバイナリファイルを表示したり,変更したりすると,制御不能に陥る可能性大. 間違ってPEを起動した場合は,速やかに「保存しない」で終了して下さい. そのうちチェック機能を追加します. 4.制限事項 1)FMR専用です.グラフィックは使用していませんので,16/24ドットどちらでも動作可能です. 2)文書内容表示での最大行数は1024行です.それ以降の行は表示不可(無視)です. 3)文書切りだしでの最大文書行数は4096行です.それ以降の行は編集不可(無視)です. 4)ファイルセレクタで扱えるファイル数は,1024個(ディレクトリ当たり)までです. 5.作成環境 ・ MS-C V6.0 / FM C 関数ライブラリ V1.1 ・ FMR-280P2 / FM-TOWNS UX20 6.その他 エラーチェック等は,手抜きしているため,おかしな振る舞いをする恐れあり. 機能の割りには,えらくファイルサイズが大きいとの意見も・・・・・・ おまけに,印刷機能が無いのが・・・・・ シクシク → 次回御期待. - 以上 - ※改版履歴 V1.00 (95.04.01) ・ 初版作成 V2.00 (95.06.18) ・ 文書切り出し機能を追加 V2.10 (95.06.20) ・ 文書切り出し時に,新文書作成が出来ないバグを修正. ・ 一覧表示と文書切り出し表示画面に,最大行数表示を追加. V2.20 (95.06.21) ・ 文書切り出しで行数が18以下の文書に対する文末指定時のバグを修正. V2.21 (95.06.23) ・ ファイルセレクタで複数頁構成の時,頁移動をすると左枠が消えるバグを修正. V2.22 (95.06.25) ・ 文書切り出し時のメッセージの表示タイミングがおかしいバグを修正. ・ 画面の切り換え時のPFキー表示が変わらないバグを修正. ・ 画面の切り換え時に,簡単な操作案内を画面下部に追加. ・ ファイルセレクタで文書内容表示した後,ファイルセレクタ画面に戻すと 直前に表示したディレクトリィに戻らないバグを修正. ・ 文書内容表示画面に,行番号表示を追加. ・ ファイルセレクタで扱える最大ファイル数をディレクトリ当たり256→1024に変更. V2.23 (95.06.25) ・ ファイルセレクタから文書変更を実施した後にファイルセレクタに戻らないバグ を修正. V2.24 (95.06.28) ・ 切りだし先指定でファイルセレクタを表示し,文書内容表示をして後にファイルセレクタに戻ら ないバグを修正. ・ PEからFSに戻った時,24行目にゴミが残るバグを修正. ・ 現在,内容表示や切りだしを行っているファイル名の表示を追加. ・ 内容表示や切りだしからファイルセレクタに戻った時,カーソルが前回指定したファイル位置に 戻るように修正. V2.25 (95.06.28) ・ 切りだし先指定でファイルセレクタを表示し,文書内容表示をして後にファイル名表示が消え ないバグを修正. V2.26 (95.07.09) ・ ファイルセレクタでフロッピの入っていないドライブを指定するとエラーの出るバグを修正. ・ ファイルセレクタでファイルが1個も無いドライブを指定すると"upper dir"を表示するバグを修正 し,-No Files-と表示するよう変更. ・ 1行80文字を越える文章を表示すると画面表示が乱れるバグを修正. ・ NetWare対応のため,ドライブWを追加した. ・ メモリ節約のため,文書格納メモリ領域の確保方法を変更. V2.27 (95.07.09) ・ ファイルセレクタでフロッピの入っていないドライブを指定した時のバグ修正に伴って生じた WINDOWSからNetwareドライブを指定した時,ドライブ変更出来ないバグを修正. V2.30 (95.07.23) ・ 並び換え(PF5)機能を追加. ・ ファイルセレクタでドライブ指定時,全ドライブ(A〜Z)を表示するよう変更.(全ドライブのREADY 状態をチェックする関係上,CDやMOを接続して場合,若干時間がかかる→改良の余地有) V2.31 (95.07.31) ・ 並び換え(PF5)で昇順が正常動作しないバグを修正. ・ ファイルセレクタでドライブ指定時の動作が遅いのを修正. V2.40 (95.08.05) ・ DOSsys(PF10)を追加.DOSのコマンドや実行ファイルを実行出来ます. V2.41 (95.08.10) ・ ファイルセレクタに,変名/MkDir/削除の機能を追加. V2.42 (95.08.11) ・ V2.31でドライブ指定時の動作アップを行った際,一部の機種でHDDが読めなくなるバクを 修正. V2.43 (95.08.11) ・ ファイルセレクタに,複写/実行の機能を追加. ※現在までに判明しているバグ ・ バイナリファイルを指定すると画面表示が乱れる. ・ 文章の中にタブ(\t)がある場合の画面表示処理をしていない. ・ 文章検索時に大/小文字の区別をしないよう処理変更する. ・ もっと沢山あったけど,忘れた. - 以上 -