○ジャンパーの宇宙船について 恒星間宇宙船。全長、約400メートル(東京タワーより、一回り大きい)。 彼の世界の技術で可能な、もっとも小型化された恒星間宇宙船。 船体の後ろ半分は超光速エンジンとロケットエンジンが占めめます。  先端には居住ブロック。 さらに先端には、惑星などの大気中や地表に降下するための上陸船がドッキングしています。 上陸船は翼をもち、全長約20メートル(米シャトル・オービターとほぼ同じ)。  ──上の絵は、少々説明が必要でしょう。  この船は、旅程の前半は頭を前に向けて加速します。  しかし、旅程の後半は、進行方向におしりを向けて、減速をします。  上の絵は、まさにおしりを前にむけて減速をしている絵です。  船の前方には、星の虹(スターボウ)が見えています。  ドップラー変移で七色に別れた星の景観が、光行差現象で前方にずれて見える という現象です。 ■