***************************************          M S − D O S な ん て 簡 単!?                第 一 回   基 本                   by TownesEinsyutin. ***************************************  さて、今までに何度かMS−DOSに付いては説明してきた事があると思いますが、 間だ、見た事がない人もいると思いますし、ここは初心に戻って最初っから勉強し直し て見ましょう。 ◇◆注意◆◇  本コーナーでは、注釈(FV5.0は〜)がない場合はMS−DOSのヴァージョン はV3.1基本機能と、させて頂きます。なお、MS−DOSの起動も大概の場合は、 D:¥(Dドライブ)から起動した物とさせて頂きます。ついでに、言っとくとこのコ ーナーは、作者の記憶で書いていますので(MS−DOSが、動作する環境でない)ミ スが有ろうとは思いますが、その場合は訂正箇所、訂正語句を記入の上Diskによる DOCか、直接言ってくだされば幸いです。  1 ま ず 始 め に ●MS−DOSとは?  MS−DOS(エムエスドス)は、米国マイクロソフト社が開発したディスクシステ ム用のOS(オペレーティングシステム)と言う意味で、MicroSoft−Dis k Operating Systemを略して名付けられました。  今日、MS−DOSはパソコン用OSとして、世界的に広く利用されています(To wnsMENUもここから最初は立ち上がる)。また、MS−DOS用にいろいろなア プリケーションソフトが開発されていますので言語(BASICなど)、ワープロソフ ト、表計算ソフト、業種業務ソフトなどのさまざまなアプリケーションソフトをご利用 頂けます。 ●TownsMENUとMS−DOS  ここでは、Townsシステムソフトウェアの中のTownsMENUと、MS−D OSの関係について説明します。  TownsシステムソフトウェアのCD−ROMをセットしてFM TOWNS系を スタートすると、TownsMENUが表示されます。FM TOWNS系用のアプリ ケーションソフト(TownsGEAR、TownsPAINT)などをお使いになる ときは、TownsMENUをスタートさせ、そこから操作を始めます。  一方、MS−DOSのシステムディスクをセットしてFM TOWNS系をスタート すると、MS−DOSが起動します。MS−DOSを起動すると、MS−DOS用のア プリケーションソフトが利用できます。MS−DOSからは、TownsGEARなど のFM TOWNS系用のアプリケーションソフトは利用できません。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ★ 参 考  買ってきたばかりの新しいフロッピィディスクには、まず「初期化」★ ☆     と言う操作が必要です。「初期化」の操作は、TownsMENUから☆ ★     (「ディスク」の「初期化」)出もMS−DOSから(FORMATコ★ ☆     マンド)でもできます。                     ☆ ★      また、ファイルやディレクトリの複写・削除などの操作、ドライブ、★ ★     ハードディスク、回線名どの設定は、TownsMENUとMS−DO★ ☆     Sのどちらからでもできます。                  ☆ ★      パソコンを始めてお使いになられる方には、操作の簡単なTowns★ ☆     MENUの使用をお勧めします。                 ☆ ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆  ☆ 起 動  さて、MS−DOSを使って何をするにせよ起動させなくては、どうしようも有りま せん。  ・HDの場合  HDの場合は起動用ドライブにMS−DOSがインストール済で有れば、電源をいれ れば自動的に立ち上がるはずです。  ・FDの場合  さて、こちらのFD起動ですがこれで起動させている人はまずいないと思いますが( なぜなら、MS−DOSには後で述べるが、外部コマンドというものがありFDだと、 これを実行する時に不便)、まったく100%いない。とは、言い切れませんのでとり あえず説明して置きます。 大抵、Towns−OSはFDから起動していないと思い ますので、起動ドライブを変更させる必要が有ります。ここからは、ブートのLvによ ってやり方が異なりますので、注意してください。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ・ME以降は……  さて、このTXETを書いている時点では一番ブートLvが高いのですが、残念なが ら作者は使った事がないので噂だけですけれども、パッドのA+Bボタンを押すと起動 ドライブの変更ができるそうです。その他は、TOWNS以降と同じだと思いますので 下記を参照して下さい。 ・TOWNSU以降は……   TOWNSU以降の機種は、ブート構造は下記のようになっています。  ・パッドのA=CDから起動  ・パッドのB=FDから起動  ・キーボードのCD=CD−ROMから起動  ・キーボードのF?=FDD?から起動(?:0=A,1=B,2〜=増設)  ・キーボードのH?=HD−SCSIID?(*)から起動    *同一HDに2つ以上のドライブが設定されている場合は、アルファベット順。 ・TOWNSは……  ・これらに内蔵されているブートは、有るのかどうかも分からないほど役に立たない ので、Towns−OSで起動ドライブを変更してリセットするか、コマンドモードに 入って、A:にMS−DOSシステムディスクをセットして下記のように入力してくだ さい。 Q>\T_TOOL\REIPL.COM A:  と、入力すると画面が真っ暗になりA:からシステムを読み込み画面左下に”システ ム読み込み中”と、表示されるはずです。  と以上のようにブートが設定されている訳ですが、LvUPに連れて機能を追加して いるだけなので、ME以降はすべてを、TOWNSUはTOWNS&Uの2つを、実行 する事ができます。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆   と、上記のように起動すると、”起動ドライブ>“と、表示されるはずです(D>) 。さて、ここから実行したいコマンド及びファイルネームを、入力するのですが、MS −DOSにはどの様なコマンドや実行形式が有るのでしょうか? ●DOS−COMMANDのいろいろ  さて、実行プログラム(これより、実行ファイルと呼びます)にはそれずれ名前.拡 張子という構造でファイルとして、MS−DOSに管理されています。これは、何もM S−DOSに限らなくても、Rupoでも特有のDiskOperatingSystem(DOS)によって、 文章ファイルなどは管理されています。そして、MS−DOSには先ほどちょとふれた ように、大きく分けて外部コマンドと内部コマンドに分かれます。 ●内部コマンドとは…  内部コマンドとは、起動時に読み込まれるCOMMAND.COMによって、メモリ に転送されたプログラムを実行するコマンドです。内部コマンドの、特徴はコマンドを 入力するたんびにディスクを読み込むと言う事が無くなった事です。これにより、かな りの作業が快適に行われます。  ★内部コマンド★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆  ★ システムディスクが、必要ないコマンドには下記のような物が、有ります。  ☆ ☆  BREAK  CHDIR(CD)CLS    COPY   CTTY   ★ ★  DATE   DEL(ERASE) DIR    ECHO   EXIT   ☆ ☆  FOR    GOTO   IF     MKDIR(MD)PATH   ★ ★  PAUSE  PROMPT REM    RENAME RMDIR(RD)☆ ☆  SET    SHIFT  TIME   TYPE   VER    ★ ★  VERIFY VOL             等           ☆  ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★  ●外部コマンドとは…  一方、コマンドが入力された時に、コマンドファイルが入っているディスクから読み 出して実行するコマンドの事を、『外部コマンド』と言います。もちろん、市販のプロ グラムなども、外部コマンドと言います。すなわち、COMMAND.COMで定義さ れていないコマンドは、すべて外部コマンドとみなされます。(例:CONTROL.EXE等)  ★外部コマンド☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★  ★ 上記の、内部コマンドにのっていないコマンドはまず外部コマンドと見ても間違☆ ☆いはないでしょう。なお、MS−DOSには下記の外部コマンドが収録されていま★ ★す。                                   ☆ ☆  MORE   DISKCOPY   FORMAT POFF   TREE   ★ ★  PATH   SETUP  HDIST  DISKPAT    BACKUP ☆ ☆  MTUTY  REIPL  DUMP     等           ★  ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★  なお、外部コマンドには上記になっていないものが沢山有りますが、実行優先順位な どは、後程●ファイルとは……の、所で説明しますので今回は書略させていただきます 。 ◎MS−DOSの終了  さて、今回の最後に終了の仕方ですがこれから説明するのはすべて外部コマンドです ので正常にすべてインストールされていない場合は、実行できませんので注意してくだ さい。  ☆電源切断  このコマンドは、一部の機種では使えませんので注意が必要です。なお、効果は電源 が切断されますのでRAM_Disk等にファイルが記憶されている場合は、消えてし まいますのでFDに落とすなりしてからご使用ください。   例   D>POFF  ☆リセット  このコマンドは、リセットしたい時や他のOSを起動させたい時などに最適です。  なお、リセットボタンと違う所はAB.COM等を使ってWaitを外していてもリ セットボタンを、押すと消えてしまいますが、このコマンドを使えばWaitは外され たままなので、他のOS等を起動させるときにAB.COM等を読み込ませる手間が省 けます。  例:リセット   D>REIPL  例2:再起動(E:のTowns−OS)   D>REIPL E:      もしくは   D>E:¥T_TOOL¥REIPL E:  例3:再起動(CD−ROMの場合)   D>Q:¥T_TOOL¥REIPL CD ◆次回は…  さて、いかがだったでしょうか?始めての人には、結構勉強になったはずです。さて 、次回ですが次回はコマンドの実行の仕方、EGMenuの起動等に付いて書くつもり です。では、また次回まで。さようなら。