***************************************      特 集        曲 屋 秘 伝   『 ワ ー プ 』                    TownesEinsyutin. ***************************************  時は、二月の十五日その事件は起こった。そう、思えば例の信号無視事件で丹羽先生 に呼び出され、会議室で説教を受け、教室に戻り帰ろうと、確かにロッカーの上に置い て置いた鞄(靴では、ないので注意)を取りに行く。鞄がない。時間は、4:30頃。 ロッカーの上には、鞄が2つ。中身を覗いて見る。なかは、両方見慣れた自分の物とは 違っていた。教室に、置き忘れたかと思い、机の上に置いて有った鞄を片っ端から調べ て見るが、すべて違う。もしやと思い、今度は2階へ行き調べて見るが、答えはNo。 今一度、高橋と教室の中を捜して見る。そして、ロッカーの上も。今度は、鞄は1つだ けだった。持ち主の名前が書いて有る物を捜す。すると、永遠の教科書には『大高』と 書かれている。これは、もしやの鞄間違えてもってかれちゃうよ事件では。と、思い革 靴を履き替え、コートを脱ぎ高橋を教室に残して、職員室へと行く。職員室には、新垣 先生がいた。訳を話すと、その大高の鞄を持ってこいと言う。一度、教室まで戻り大高 の鞄を取り先生に渡す。新垣先生は、こんな時でも勉強の事を気にしていると見える。 なぜなら、国語の教科書を開き教科書の重要な所に線が引かれているかを調べる。結構 ちゃんと、やっているようだ(学年一桁のDr.T&コタツ猫荷はかなわないとして。  この、コメントは209位であり、310倍と言って高橋君をいぢめる菅ちゃんへお くる。)。さて、その後どうしたかと言うと、当然ここに鞄の有る大高が一番怪しい。 そこで、新垣先生が電話をしろと言って電話を手にとらせる。新垣先生が言った番号の 通りにボタンをPushする。しかし、誰もでない。と言う事は、英語の補習で学校に 残っているか、学校からの帰り途中と言うことになる。後者の場合は、絶命的である。 新垣先生の教えにより、新校舎321へ行き、補習に大高が出ているかを確かめに行く ことにした。そして、一旦3階に降りる(4階からは、新校舎に行けない)。そこで、 なぜか高橋が〔おもしろそう〕とか言って、付いて来た。  新校舎に入り、3階まで上り新垣先生の言った通りに右へ曲がる。しかし、目的の3 21教室は見付からない。そこで、今度は左側へ言ってみる。やはり有った。新垣先生 が、裏切ったのだ。廊下に怪しげな鞄が有るが今回はしかとして321の教室に入り、 萩原先生に話し掛ける。 萩原 『どうした?掃除終わった。?』 俺様 『ちがうって。』 萩原 『何か、悪いことでもしたか?ガラスを割ったとか。』  [おいおい、先生はそんな目で見ていたのか。]  先生に、訳を話し大高がいるか聞いて見る。どうやら、隣のクラスの様である。それ を聞き、隣のクラスに聞きに行こうとした時に、先程から有った廊下にある怪しい鞄の 中身を確認してみることにした。そして、分かった事は何と、中身が自分の物であると 言う事。この時、ドラクエなどで御馴染みの何か重要アイテムを取った時の効果音がし てきてもおかしくはなかったような気がした。その後、職員室へ報告に行き佐藤先生に 絡まれて『親父元気か?』と聞かれたが、シカトして帰った。  これを、人々や、多くの科学者達はは曲屋のワープ現象と呼んでいる。もしも、この 謎を解明できたのなら、ほぼ100%ノーベル賞&国民栄誉賞は自分の物だと思ってい ても間違いではないであろう。しかし、曲屋ワープの謎は複雑で奥が深い。そう、一つ の謎を解明するとまた、新たな問題や謎がうまれてくる。そして、ある仮定を作ればそ れは、次々と問題を生み出しそして解決し壁に突き当たるであろう。この様に、この謎 を解くことは現代科学では解明できないのだから。しかし、人間は日本が現在の亮ちゃ んの家周辺の時代の頃から、この謎を追い掛けている。       こ の 話 は 、 す べ て             ノ ン ・ フ ィ ク シ ョ ン で す 。