***************************************         動 く ざ ん し ょ  P l a y e r                            V2,1 L10A                に つ い て … ***************************************  注意:ここに掲載されている動くざんしょとは、TownesEinsyutin.     が提唱したくだらないアニメーション(DOS版では)システムのことです。 ●『動くざんしょ』とは?  動くざんしょとは、そもそも名前の由来はもちろん『動くざんす』に有ります。その 為、もちろんコンバートが可能です(動くざんしょF動くざんすのみサポート)。もち ろん、白黒データとなりますが。それでも、まったくデータ互換がないよりはましでし ょう。また、拡張子ですがRupo用の動くざんしょ動画データ(V2,1 L10A以降)は .ZAN。また、MS−DOS互換用動くざんしょデータは&Rupo用の旧ヴァージ ョンは.ANIです。また、コンバート先は動くざんす標準フォーマットの他にTow ns−OSの.MOVファイルにもコンバートが可能ですのでコンバート依頼時にご指 定ください。 ●動くざんすと違う所は?  動くざんすとの徹底的な違いは、作り方です。動くざんすは、Rupo上では動作し ませんし、TOWNSユーザーでもビデオカード等を持っていないと、比較的面倒もし くは初心者には難しい為あまり作る気にはなりません。そこで、生まれたのが『動くざ んしょ』です。動くざんしょは、動画データをテキスト(ASCIISAVE方式)で 作るために普通のテキストエディタで作ることになります。さらに、プログラムもごっ つ簡単に済ませられます。また、Rupoでは起動用ファイルは一切必要有りません。 動画データを作ればいいだけなのです。また、.ANIファイルはRupo←→MS− DOS間は、完全互換ですので動画データの編集は一切必要有りません(もちろん、起 動用のプログラムを組む必要は有りますが)。ただし、.ZANファイルはRupo専 用の座標データを処理していますので、TOWNSに持っていくときには.MOVファ イル等へのコンバートが必要です。(うそつけ!) ◎V1,1(ヴァージョンいってんいち)からの変更内容  さて、ヴアージョン・アップしたと言う事は、どこかが改良されたと言う事なのだが 、一体どこが変わったのだろうか。  まず、MS−DOS版は文字サイズは標準と半角しか使えなかった。最も、MS−D OS版はVupしていないので、これからも当分はそのままだが、RupoもV1,1 の段階では、半角,1/4倍角,倍角,縦倍角,4倍角しか使えなかったが、V2,1 のVupに伴い最大24(X)×24(Y)までが使用可能になった。まちろん、24 (X)×1(Y)なんて事も可能だ。また、今回から文字サイズは0.5倍単位と言う 細かい指定までもが可能になった。また、座標処理も可能になった。と言う事は、現段 階では外字表示は不可能(サポートされていない。次のVupで解決する予定。)なの で、座標処理(図形等)で作る事ができる。が、処理が遅くなるので多用はお勧めでき ない。また、今回よりWAIT機能が備わった。例えば、タイトルを3秒表示させてか ら動画させたい。何て事も可能に、なったわけである。その他の、拡張機能としては文 字列の点滅が可能になったことが上げられる。しかし、現段階では一行ずつしか設定で きないと言う弱点もある。もちろん、この点は今後のVupに期待してほしい。 ◇使い方  さて、問題の使い方だが先ほども述べたように簡単である。なにしろ、表示したいが ままにテキストファイルを作ればよいのだから(Rupoは、『動くざんしょ説明』を 参照してください)。まず、Towns−OS付属のテキスト編集等(EXGだとかな り復帰が快適)のテキストエディタで動画データを作成し拡張子.ANIで、ディスクに保 存します。今回は、例としてAドライブにセットされていたディスクにサイドワークで ルートディレクトリにANIMEディレクトリを作り、そこにTEST.ANIを保存したとし ます(今回はTowns−OSはE:¥から起動したとします)。  次にやることは、起動用プログラムの作成です。先程のサイドワークで、今月の月刊 NOI´zから、UGKZANSY.BATをAドライブのルートディレクトリに複写します。その 後、テキスト編集で読み込んで以下の部分を変更します。 REM TYPE Filename.ANI REM を削除 ↓Filename指定 TYPE \ANIME\TEST.ANI REM ECHO Prezent by 自分の名前 REM   を削除 ↓  自分の名前を入力 ECHO Prezent by 桐谷  と、変更します。また、プログラム後半の EXIT TMENU CONTROL -V Q:\ TMENU CONTROL -V IF ERRORLEVEL 1 GOTO END :END \T_TOOL\DELVDISK \T_TOOL\REIPL  と、言うのはTownsMenuに復帰するための処理です。ついでに言っとくと、 EXIT以降は言わば保険です。EXITで抜けられれば良いのですが、駄目な場合は TMENU.BATを読み込みそれでも駄目な場合は、Towns−OSを起動し直しそれでも 駄目な場合はCD−ROMから復帰しようとします。この時、恐らくCDが入っていな いなど、読み込みに不都合が生じると勝手に起動ドライブをAドライブに変更されると 思うので注意してください。ちなみに EXIT 'アプリ復帰 TMENU  '保険でTMENUへ CONTROL -V '途中から起動し直し Q:\   'CDに変更 CD Q:\ 'ルートディレクトリにカレントドライブを変更 TMENU  'TMENUへ CONTROL -V '途中から起動し直し IF ERRORLEVEL 1 GOTO END '不都合が生じたら :END \T_TOOL\DELVDISK  '起動ドライブ変更 \T_TOOL\REIPL   '再起動(リセット)  と、こんなふうな構造になっています。 ☆起動方法  まず最初に、コマンドモード等のMS−DOS環境に入ってください。システム復帰 の為に、必ず起動ドライブ上から実行してください。これをしない場合は、保険が作動 します。とりあえず、Aドライブにさっきのディスクをセットして下記のように入力し てください。 E>CD E:\ (ルートディレクトリへの移動) E>A:\UGKZANSY.BAT  と、これで動作するはずです。  では、皆さんさようなら。このTOOLを使用して、NOI´zに送ってください。 NOI´z以外に送っても誰も使ってくれないでしょう。 ☆注意  このプログラムは、不思議な事にRupoの場合機種が新しい方が(JW05P以外 は、試していないので分からないが少なくてもJW05Pよりかは、JW95シリーズ の方が早い)処理が遅くなりwaitをかけるとイライラすることがあります。この場 合は、waitをご自分で好みの数まで減らしてください。また、TOWNSの場合の .ANIファイルは、やはり処理の早いほうが滑らかに動きます(i386の場合、表 示文字が多いと動画速度が極端に低下します)。