Quick Paint バージョン 1.39
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ペイントツールは年々大型化し、複雑化の一途をたどっています。
しかし、実際に絵を描くにあたっては、もっと描きやすさに配慮したペイントツールがあってもよいのではないでしょうか。
Quick Paint は、そういう要求を満たすためのペイントツールです。
多機能なペイントツールは絵をちょこちょこ描くには非常に面倒です。
そこで多くのエフェクトを実現したり機能をたくさん盛り込むよりも、そういったものはその手のツールにまかせて、
とにかく絵をばりばり描くことができる、そういうツールを目指して開発されました。
機能はあくまでシンプルで、手早く使えることを考慮しています。
瞬時に切り替えられるマルチバッファや、絵を切り取り自由にブラシとして使うことができる高速なブラシ機能などは
特に優れており、今までの Windows 95 用のペイントツールにはない使い勝手を実現しました。
また違った描画モードを組み合わせることによって、光沢のある微妙な濃淡を付けたり、
マンデルブロートのような効果を出すこともできます。エアブラシを使用したような効果を出すことも可能です。
Quick Paint はこれまでの Windows 用ペイントツールに満足できなかった方のための「本物」のペイントツールです。
Quick Paint はシェアウエアです。 Quick Paint を試用して気に入り継続して使用する場合は、必ずユーザー登録をして使用ライセンスIDを購入して下さい。 試用版ではファイルのロード・セーブを始め、登録版と全く同様の機能をそのまま使うことができます。 申し込みの方法は、'regist_j.txt' をご覧になって下さい。
シェアウエアはもともとソフトウエアの使用者が開発費をシェアするという考えのもとに成り立っています。 また、パッケージなどを省くことにより市販品より安く提供することができます。 Quick Paint はユーザーの方が製品を購入することによって成り立ちます。 試用してみて気に入られた方は正規に料金を支払って使用してください。 購入をしない場合は継続して使用することはできません。 Quick Paint だけでなく、他のシェアウエアについても、継続して使用する場合は必ず購入して下さい。 これによってシェアウエアの作者は今後とも開発を続けることが可能になるのです。
Quick Paint は、以下の条件に従ってのみご使用いただけます。
OS: マイクロソフト Windows 95(英語、日本語)、Windows NT 4.0(日本語)で動作確認済み
グラフィクス: 最低 256 色必要、フルカラーがお薦めです
メモリ: 16M バイトでの動作確認済み
インストールに必要なハードディスク容量: 700K バイト
現バァージョンにはインストールプログラムはありません。 ハードディスクに適当なディレクトリ (例えば QPaint)を作成し、そのディレクトリに zip ファイルに含まれる全てのファイルを解凍して下さい。 QPaint.exe が実行ファイルです。 全てのファイルは同じディレクトリにある必要があります。
Fileメニュー New... 新しいイメージを描く Open... イメージファイルのオープン(制限事項を参照) Save 現在のファイル名でセーブ(制限事項を参照) Save As... 新しいファイル名でセーブ(制限事項を参照) Exit プログラムの終了 Brushメニュー Double Width ブラシの幅を倍にする Double Height ブラシの高さを倍にする Half Width ブラシの幅を半分にする Half Height ブラシの高さを半分にする Increment Width ブラシの幅を1ピクセル大きくする Increment Height ブラシの高さを1ピクセル大きくする Change Handle Position ブラシのハンドルを右上、右下、左下、左上、中央に変更する Swap X ブラシの左右を逆にする Swap Y ブラシの上下を逆にする Rotate Right ブラシを右に回転する Rotate Left ブラシを左に回転する Rotate Right 22.5 ブラシを22.5度右に回転する Rotate Left 22.5 ブラシを22.5度左に回転する Shade 1 から Multi Colorまでの6つの項目は選択式です (具体例を参照、もう少し詳しい説明を参照) Shade 1 ブラシに上下方向のシェーディングをかける Shade 2 ブラシに左右方向のシェーディングをかける Shade 3 ブラシに斜め右上からシェーディングをかける Shade 4 ブラシに斜め右下からシェーディングをかける Solid Color ブラシを単色にする Multi Color ブラシを複数色にする(オリジナルのブラシ) Load... ブラシファイルを読む Save As... ブラシをファイルへ書き込む Draw Modes メニュー Normal Drawing から Blending... までの9つの項目は選択式です (具体例を参照、256色モードについてのテクニックを参照) Normal Drawing 標準の描画モードです(デフォルト) AND 背景とブラシのANDをとります OR 背景とブラシのORをとります XOR 背景とブラシのXORをとります ADD (Wrap Around to 0) 背景にブラシのカラーを足します 255を超えると0に戻ります SUB (Wrap Around to 255) 背景からブラシのカラーを引きます 0以下なら255に戻ります ADD (Up to 255) 背景にブラシのカラーを足します 答えの最大値は255です SUB (Down to 0) 背景からブラシのカラーを引きます 答えの最少値は0です Blending... 背景とブラシの値を混ぜ合わせます これを選択するとダイアログで、ブラシの値を何パーセント混ぜるか聞いてきます 次の二つは選択式です(上で Normal Drawing が選択されてる時はどちらを選んでも変化はありません) (具体例を参照、256色モードについてのテクニックを参照) Simple Drawing 標準の描画モードで、マウスボタンを押してから、離すまでを1ストロークと みなし、これに対して一度ドローモードの計算が行われます(デフォルト) Burst Drawing マウスの移動や、スプレーのブラシ一個あたりにつき、毎回描画の演算が行われます Continuous Drawing Modeとの併用はできません Maskメニュー No Mask から Image Buffer 3 までの5つの項目は選択式です No Mask マスクを使わない(デフォルト) Image Buffer 0 イメージバッファ0をマスクとして使う Image Buffer 1 イメージバッファ1をマスクとして使う Image Buffer 2 イメージバッファ2をマスクとして使う Image Buffer 3 イメージバッファ3をマスクとして使う 次の二つは選択式です(上で No Mask が選択されてる時はどちらを選んでも変化はありません) Mask All Except the Transparent Color 透明色以外は全てマスク(デフォルト) 上でセレクトしたマスクバッファの透明色の部分だけに描画可能 Mask the Transparent Color Only 透明色がマスク 上と反対でセレクトされたマスクバッファの透明色でない部分全てに描画可能 Imageメニュー Clear 現在のイメージをクリアする Undo 最後に行った動作をキャンセルして元に戻す(制限事項を参照) Redo アンドゥ前の状態に戻す Image Buffer 0 イメージバッファを0に切り替え Image Buffer 1 イメージバッファを1に切り替え Image Buffer 2 イメージバッファを2に切り替え Image Buffer 3 イメージバッファを3に切り替え Next Image 次のイメージバッファへ Prev Image 前のイメージバッファへ Copy Image Buffer 別のイメージバッファにコピーする Swap Image Buffer イメージバッファを入れ替える Image Size... イメージのサイズを変更する 256 Color Mode 8ビットカラー(256色)のモードへ切り替え(制限事項を参照) Full Color Mode 24ビットカラー(フルカラー)のモードへ切り替え(制限事項を参照) Grid Size... グリッドのピクセルサイズを設定 Grid Size Increase グリッドのサイズを1ピクセル増やす Grid Size Decrease グリッドのサイズを1ピクセル減らす Zoom In 拡大 Zoom Out 縮小 Grid Ruler Size... 拡大中に表示される格子のピクセルサイズを設定する 格子を表示したくない場合は0をセットして下さい Colorsメニュー Copy Color Palette... カラーパレットの範囲を指定してコピーする Swap Color Palette... カラーパレットを範囲を指定して入れ替える Shade Color Palette... 2つの色を指定してその間のカラーパレットをシェーディングで補完する Color Palette 0 カラーパレット0へ切り替え Color Palette 1 カラーパレット1へ切り替え Color Palette 2 カラーパレット2へ切り替え Color Palette 3 カラーパレット3へ切り替え Load Palette... カラーパレットファイルのオープンし、現在のイメージにロードする Save Palette 現在のカラーパレットファイル名でセーブ Save As Palette... 新しいカラーパレットファイル名でセーブ Extraメニュー Font... テキスト入力モードのためのフォント設定 Helpメニュー Keyboard Accelerators... キーボード アクセラレータ一覧の表示 Unregister... Quick Paint のレジストリ エントリを消去する About Quick Paint... Quick Paint のバージョンとコピーライトの表示
メニューまたはキーボート以外に、よく使われる操作についてはツールバーから行うことができます。 左側にならんだボタンとコントロールの集まりがツールバーです。 以下にツールバーの使い方を説明します。 Quick Paint での描画の基本はブラシです。 特別な場合を除き基本的な描画は、ブラシを作成>描きたい場所へ移動>左ボタンでクリックすれば1番目(左ボタン)の色で、 右ボタンでクリックすれば2番目(右ボタン)の色で描画、という流れで行われます。
このボタンは直線を引くモードに切り替えます。 マウスのボタンをクリックし>他の場所に移動>マウスを再びクリックの動作を繰り返すことで連続線を引くことができます。 ESCキーで通常のブラシの描画モードに戻ります。
曲線を描くためのコマンドです。 マウスで開始位置>最初の目標>曲げる端点をそれぞれクリックして指定すると3つの点により曲線が描かれます。 ESCキーで通常のブラシの描画モードに戻ります。
ブラシを使って線を引く場合、マウスボタンを押して>移動という動作をすることで、 画面に線が引かれますが、通常これはスムーズに連続したブラシとして描画されます。 このボタンをクリックすると、間の途切れた不連続な点やブラシになります。
スプレーで、色を画面に吹き付ける様な描画を行います。 現在選択しているブラシをスプレーにして使うことができます。
ボタンの左上の部分をクリックすると楕円、円、
ボタンの右下の部分をクリックすると塗りつぶされた楕円、円のブラシを作ることができます。
ボタンをクリックしたら、画面で開始位置でマウスボタンを押して、そのままマウスを移動すると大きさを指定することができます。
気に入った大きさのところでマウスボタンを離すと、その大きさの円が作られます。
ブラシが作成されたら描きたい場所へ移動し、左ボタンでクリックすれば1番目(左ボタン)の色に、
右ボタンでクリックすれば2番目(右ボタン)の色で描かれます。
ボタンの左上の部分をクリックすると四角、真四角、
ボタンの右下の部分をクリックすると塗りつぶされた四角、真四角のブラシを作ることができます。
ボタンをクリックしたら、作りたい四角の左上の点、右下の点をそれぞれマウスで指定します。
ブラシが作成されたら描きたい場所へ移動し、左ボタンでクリックすれば1番目(左ボタン)の色に、
右ボタンでクリックすれば2番目(右ボタン)の色で描かれます。
絵を上下左右に移動したいときはこのボタンをクリックします。 カーソルを絵の上に持っていって、マウスボタンを押してそのまま移動すると、 絵の表示位置をずらすことができます。また キーボート アクセラレータを使うと、このようにボタンをいちいち 押さなくても色々な操作ができます。 矢印キーを押せば10ピクセルごとに、SHIFT キーを押しながら矢印キーを 押せば1ピクセルごとに、絵の表示位置をずらすことができます。
このボタンをマウスの左ボタンでクリックすると文字入力モード、
右ボタンでクリックするとフォント指定がダイアログからできます。
文字入力モードでは、マウスボタンで文字の位置を指定し、キーボードから文字を入力します。
リターンキーで確定されます。
カーソル位置の閉じた領域を塗りつぶします。 塗りつぶしたい場所へマウスを移動し、左ボタンでクリックすれば1番目(左ボタン)の色で、 右ボタンでクリックすれば2番目(右ボタン)の色で塗りつぶされます。
現在のブラシに対して、上下・左右・斜め上・斜め下からそれぞれ反対方向に向けて、カラーシェーディングをかけることができます。
クリックするたびに切り替わるので、好みのシェーディングが表示されたらそのまま使ってください。
クリックを続けるとソリッドカラーとマルチカラーへも切り替わります。
シェーディングのブラシは常に2色(マウスの左ボタンのカラーと右ボタンのカラー)に対して作られます。
256色モードでは、パレットボックスにならんだ色の順番に2色の間の色が決定されます。
フルカラーモードでは2色の間の色は計算されて作られます。
(具体例を参照)
マウスの移動を1〜200ドット単位のグリッドにより制限をつけることができます。 グリッドを4ドットにすると、マウスの移動も4ドット単位になります。 マウス左ボタンでここをクリックするとグリッドサイズは大きくなり、右ボタンで小さくなります。 デフォルトで1ドットになっています。
マウスの左ボタンで拡大、右ボタンで縮小です。 ズームした状態でほとんどの作業がそのままできます。
絵の一部分を切り取ってそのままブラシとして使うことができます。 切り取りたい部分にマウスを移動して、マウスボタンを押し、そのままマウスで切り取り たい領域を指定します。マウスボタンをはなすと、切り取った新しいブラシが表示されます。
SHIFT キーを押しながら、取得したい領域をマウスで指定(左ボタンを押しながら移動する)すると、 手早くブラシを取得することができます。 同様に CTRL キーを押しながらマウスで大きさを指定(左ボタンを押しながら移動する)すると、 現在のブラシの大きさを変更することができます。 キーボート アクセラレータを使うと、 このようにボタンをいちいち押さなくても色々な操作ができます。
アンドゥは変更前の状態に戻します。 リドゥはアンドゥ前の状態に戻します。 (制限事項を参照)
ツールバー中央にならんだ小さい8つのボタンの上側4つがイメージの切り替えボタンになっています。
左からバッファ0〜3です。絵を描くとき、部品を描くバッファ、背景を描くバッファなど、
用途に応じて使い分け、瞬時に切り替えて使うことができます。
ロード・セーブは現在表示されているイメージに対してのみ行われます。
それぞれのバッファに対して、独立したカラーパレットを使用することできますが、バッファ幅と高さは共通です。
一つのバッファで描画サイズを変更すると、全バッファの描画サイズが変更されます。
描画サイズが変更されると他のバッファのイメージは保存されないので注意が必要です。
(制限事項を参照)
ツールバー中央にならんだ小さい8つのボタンの下側4つがパレットの切り替えボタンになっています。 左からバッファ0〜3です。 パレットは8X8=64個がカラーパレットエントリに常に表示されていますが、 これが4組み(64X4=256個)あり、そのどれを使うかをこのボタンで切り替えます。
ツールバー中央に丸6個、四角6個の基本ブラシがあります。 マウスでこれをクリックすることで、これらのブラシを使うことができます。
8X8=64色のパレットエントリです。4つの切り替えボタンにより切り替えて使うことができます。
全部で256色のパレットを使うことができます。
色を選ぶときは使いたい色の上にマウスを移動しボタンをクリックしてください。
ブラシの色が選択された色に変わります。
左ボタンでクリックすると1番目(左ボタン)の色が、右ボタンでクリックすると2番目(右ボタン)の色が、
'CTRL+P' をキーボードから入力すると透明色が設定されます。
また、描画画面上で好きな色の上にマウスを移動して、キーボードから 'P' 入力で左ボタンの色を、
'SHIFT+P' で右ボタンの色を、'CTRL+P' で透明色を画面から取得できます。
重なった2つの四角の左上が1番目(マウスの左ボタン)の色、右下が2番目(マウスの右ボタン)の色、
真ん中がマウスカーソル位置の色です。
描画する際に、マウスの左ボタンを使うと左上の四角の色で、右ボタンを使うと右上の四角の色で描かれます。
外側の色は透明色をあらわしています。
それぞれの色はカラーパレットエントリ
またはキーボード アクセラレータにより切り替えることができます。
それぞれの色(左・右・透明色)をエディットしたい場合は、その領域を左ボタンでクリック
してカラーコントロールで変更して下さい。
ツールバーの一番下にある6本のスライダーはカラーコントロールです。 左からそれぞれH、S、V、R、G、Bの値になります。 アクティブカラー、カラーパレットエントリ、 またはキーボード アクセラレータで現在選択されている色をここで変えることができます。
Quick Paint はブラシを主体としたペイントツールのため通常のペイントツールとはかなり違った動きをします。 ここではそれらについて更に説明します。
トリガーボタンは選択されると押され、その処理が終わるとボタンは解除されます。 楕円、四角、 ブラシの選択のように範囲指定が必要なものはすべてこのように動作します。 一般のペイントツールと違うのは主にここです。 キーボード アクセラレータ を使った場合も同様に動作します。 また、文字入力では、リターンキーで確定されると処理は終了し、ボタンは解除されます。
シェーディ ング、拡大/縮小、グリッド、元に戻す/やり直しも トリガーボタンですが、範囲の指定が必要ないのでボタンが押されることによって作動して、処理が終了次第その場でボタンは解除されます。 キーボード アクセラレータを使った場合も同様に動作します。
直線、曲線、スプレー、移動、塗りつぶしは、描画モードです。 これらのボタンは他の描画モードボタンによって解除されるか、そのボタンを再度押してキャンセルすることによってしかボタンは解除されません。 塗りつぶし以外はキーボード アクセラレータを使った場合も同様に動作します。 キーボード アクセラレータを使った場合の塗りつぶしは直接実行型として動作します。
不連続描画モードは、移動を補完するかどうかで、独立してオンオフされます。 キーボード アクセラレータを使った場合も同様に動作します。
キーボードによる操作の一覧です。 但し文字入力時にはキーボート アクセラレータは使えません。
'^' はコントロールキー、'_' はシフトキーを意味します。
F1 キーボード アクセラレータ一覧の表示 ESC キーボード アクセラレータ一覧から描画モードに戻る、または現在のモードをキャンセル ^x 現在のイメージをクリアする ^z 最後に行った動作をキャンセルして元に戻す(制限事項を参照) ^y アンドゥ前の状態に戻す TAB 次の画面バッファへ _TAB 前の画面バッファへ ^n 新しいイメージを描く ^o イメージファイルのオープン(制限事項を参照) ^s 現在のファイル名でセーブ(制限事項を参照) ^a 新しいファイル名でセーブ(制限事項を参照) s 連続な描画と不連続(途切れ途切れ)な描画を切り替え l 直線描画との切り替え u 曲線描画との切り替え w ブラシを倍の幅に変更 h ブラシを倍の高さに変更 _w ブラシを半分の幅に変更 _h ブラシを半分の高さに変更 ^w ブラシの幅を1ピクセル大きくする ^h ブラシの高さを1ピクセル大きくする e ブラシのハンドルを右上、右下、左下、左上、中央に切り替える x ブラシの左右を逆にする y ブラシの上下を逆にする p 現在のカーソル位置のカラーを左ボタンのカラーに設定 _p 現在のカーソル位置のカラーを右ボタンのカラーに設定 ^p 現在のカーソル位置のカラーを透明色に設定 _Left Button 画面からブラシを切り取る ^Left Button ブラシのサイズを変更する [ ブラシを左に回転 ] ブラシを右に回転 { ブラシを22.5度左に回転 } ブラシを22.5度右に回転 = ブラシの回転角度をゼロに戻す r 四角または真四角のブラシを作成 b 中身の塗りつぶされた四角または真四角のブラシを作成 c 楕円または円のブラシを作成 d 中身の塗りつぶされた楕円または円のブラシを作成 o 現在のカーソル位置のカラーでブラシのアウトラインを作成 g グリッドのサイズを1ピクセル増やす _g グリッドのサイズを1ピクセル減らす q 拡大 _q 縮小 v 移動モードのオン・オフ、マウスでイメージをつかんで上下左右に動かす Arrow Keys 10ピクセルごとに絵の表示位置をずらす SHIFT キーを押しながらの場合は1ピクセルごとになる t テキスト入力モードと通常の描画モードとの切り替え ^f テキスト入力モードのためのフォントの設定 1 ブラシに上下方向のシェーディングをかける 2 ブラシに左右方向のシェーディングをかける 3 ブラシに斜め右上からシェーディングをかける 4 ブラシに斜め右下からシェーディングをかける 5 ブラシを単色にする 6 ブラシを複数色にする @ ブラシの読み込み ! ブラシの書き込み 8 8ビットカラー(256色)のモードへ切り替え(制限事項を参照) 0 24ビットカラー(フルカラー)のモードへ切り替え(制限事項を参照) j スプレーモードのオン・オフ f 現在のカーソル位置の閉じた領域を1番目(左ボタン)の色で塗りつぶす
以下のようにコマンドラインから bmp フォーマットファイルをリードして、 Quick Paint を実行することができます。
Qpaint [Bmp File Name]
例えば、コマンドライン
QPaint Image.bmp
は、 Quick Paint を実行し、 Image.bmp というファイルをリードします。
Windowsの256色モードでは20色がシステムカラーとして使われています。
256色モードでは、236色を超えた色はカラーマッピングされ、適当な近い色に割り当てられてしまうため、正確ではありません。
これを防ぐためには、正確なカラーとして236色以下のカラーを使い、 これを超える20色は使わないようにします。
カラーの設定は20色分黒にする(あるいはシステムカラー色)などすれば、それらの色は物理的な色にマッピングされるため、
残りは不確実な色ではなく、設定どおりの色として使うことができます。
標準の描画モード以外を使用する際、フルカラーモードでは、計算はRGBの各値に対して行われますが、 256色モードでは計算はパレット番号に対して行われるので、 期待の効果を得るためにはパレットを前もって設定しないといけません。 256色モードでは、あらかじめ Shade Color Palette で、 パレットにシェーディングをかけておいて使うといいでしょう。 (具体例を参照)
Quick Paintは起動時に 'default.pal' というプログラムと同じディレクトリにある ファイルのデータをカラーパレットに読み込みます。 もしこのデータを変更したい場合は プログラム内部でカラーパレットを変更し Save Palette で, 'default.pal' にセーブして下さい。またテキストエディタで変更することもできます。
御意見、御質問、またはバグの報告は、以下の方法で御連絡下さい。
電子メール: qpaint_support_j@just4u.net(日本語)
ファックス: 0424-65-9842(日本)
その他、Quick Paint のダウンロードや最新版の情報は、以下をご覧ください。
http://www.just4u.net/qpaint/
http://www2s.biglobe.ne.jp/~kozoo/sw/qpaint/